ブラックホールと(無)重力

本作は素人のSFです。

ブラックホールが物質を飲み込むとされる仕組みを、素人なりに考えます。

本SFでは、ブラックホールを真空と仮定しています。真空は空間を吸い込むという理解ですが、間違っていたらごめんなさい。このままSFを続けます。

真空の中心では、何も起きていません。

私たちが認識しているブラックホールの性質は、ブラックホールの外側の性質です。中心は静穏です。台風の目のイメージです。

台風は、強風が物質をなぎ倒してさらっていきますが、そもそも風は電子の流れです。じっとしていた電子の塊が熱で溶かされて密度の低い空間へ大量に移動するイメージです。つまり電気エネルギーで、電流が流れている周りに磁界(物質を巻き上げる風)ができていると仮定します。

この、物質を巻き込むほど大きなエネルギーを持つ電子の流れを、重力の正体とSFします。

地球などの惑星がブラックホールの中心に位置していると仮定すると、外側の破壊的な電子渦(大気圏)とは対照的に、内側には穏やかな無重力場(電力による電界)が形成されると考えます。

・・・内側と外側が逆じゃないか?とも思えるのですが、本SFでは内側と外側が表裏のように折り返してミルフィーユのように連続していくと仮定しています。
重たい原子や分子が重力の中心に移動し、軽い原子や分子が外側に移動するインタラクティブベルトコンベアは、両端がニアイコールあるいはイコール、真ん中で捻れる螺旋構造を現時点では想定しています。

本作はSFです。


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