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意識の話

こんにちは。今井愛理です。

今回は、意識について。例えば、喧騒にぎやかな街中など、よく大きな音が飛び交う中、友達の声など、ある特定の人の声や物の音だけを聞き分けることが出来ます。

本当は周りの音も景色も全て見聞きしており、それらの生活雑音がたくさんあるはずなのに、耳や目はある特定の音や映像など対象物だけを拾っています。よくよく考えてみると不思議なことですよね。

人間は、意識をどこか一点だけに集中し、焦点化しています。現象学の中では「人間の意識の志向性」と呼ぶそうです。

◉情報の取捨選択と遮断

人間は、志向性をもち、意識を狭い範囲に限定するからこそ、情報の洪水に溺れずに、情報の取捨選択と遮断をすることが出来ているのだとか。

逆に考えると、どんな情報を取捨選択するのかが非常に重要になってくると考えます。意識的にしろ無意識的にしろ、人は自分自身にとって良かれと思う、あるいは都合が良い情報を受け取りますよね。

自分自身の「何に」とって良い情報がベストなのか一度省みるために、自分だけの判断基準だけではなく、他人はどんな判断基準をもっているのか視野を広げてみると新しい発見があって面白そうですね。


最後までお読みくださりありがとうございます。

今井 愛理

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