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不安な時代だからこそ喜びの種を撒くひとになる

こんにちは!
心と体が喜ぶ食をプロデュース、
La Table de Eri の清水えりです。

東京でも、コロナ感染者の数が日々増えていて、
自分が感染したら・・・
自分が知らずに感染源になってしまったら・・・
そんな不安や、


パートタイムだったら、仕事がなくなる不安、減ってしまう不安
フルタイムでも、この先自分の会社は大丈夫だろうか?
という不安

自分で事業をされている方はそれこそ会社の存続、
従業員をどのように守るかという不安

先の見えない不安がいっぱいあると思います。

だからこそ、今必要なのは喜びです。

不安な時に希望を持つのは難しいかもしれません。
でも、不安なときでも小さなことに喜びを感じることはできます。

不安は頭で感じ、喜びはハートで感じるものだからです。

喜びって何?それは生体反応だった

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喜びはハートで感じるものと書きましたが、
感じるというのがポイントです。

喜ぶというのは状態で、思考や感情ではないからです。

例えば、朝起きてお日さまの光が気持ちいい!
コーヒーの香りでほっとする
道を歩いていてふっと花の香りに気づく
おいしいものを食べる

そんなとき、特に理由なんかなく、
ハートがプルプルっとしませんか?

頭で考えなくても、
なんか嬉しい!
なんか幸せ!
なんかときめく!

このときめきが喜びです。

これは熱いものを触ったときにぱっと手を離すように
お風呂に入った時に、「ふぅ〜」と言ってしまうように

ハートが事象に反応しているのです。

そこに理由はありません。

反射的なもので、生体反応とも言えます。
だからどんな状況でも感じることが出来るのです。

喜ぶと幸せになる?幸せホルモンとは

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人は喜びを感じると、脳内で幸せホルモンを分泌すると言われています。

それというのも、喜怒哀楽などの感情と脳内ホルモンは
同じ大脳の奥にある脳幹の神経細胞群から出ているからだそう!
例えば喜ぶ、怒る、悲しむなどの感情が起こった時、
脳内の特定の場所が活性化して、それに対応する脳内ホルモンが分筆されるのだそうです。

この幸せホルモンには何種類かあるのですが、代表的な3つが
セロトニン
ドーパミン
オキシトシン 
です。

それでは簡単にそれぞれの特徴をご紹介します。

安心ホルモン:セロトニン

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心のバランスを整える作用があるホルモンで、「安心のホルモン」と呼ばれています。
セロトニンは他の脳内ホルモンの調整役でもあり、ほかの神経伝達物質(ノルアドレナリンやドーパミンなど)が暴走するのを抑制します。

セロトニンが不足すると、感情の起伏が激しくなったり、
うつっぽい、やる気がでないなどの状態になりやすいと言われています。

また、睡眠を促す「メラトニン」というホルモンを分泌するための原料としても使われており、質のいい睡眠にも大きく関わっています。
そのため、セロトニン不足になると不眠にもなりがちになります。

このセロトニンは、日常のちょっとしたことで増やすことができます。

一番簡単なのが、太陽の光を浴びること!
特に朝起きてすぐに太陽の光に当たると、体内時計のリズムも整うのでおすすめです。

2つ目は軽い運動。
特にリズミカルな動きがセロトニン分泌をよくするそうで、
ラジオ体操やウォーキングが良いようです。

3つ目は食事。
セロトニンの材料はアミノ酸の1種トリプトファンとビタミンB6、炭水化物です。
この3つを含む食材ではバナナが一押し!
この他、乳製品や豆腐、卵もセロトニンを増やすには良い食材です。

この他、感情をしっかり動かすこともセロトニンを増やしてくれるそうで、
映画や本を読んで感動する、泣く、なーんてことでもセロトニンが増えるみたいです。

やる気ホルモン:ドーパミン

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なにかうれしいことや良いことが起きると、脳内でドーパミン分泌され、快感を得ることができます。このため「快感のホルモン」とも呼ばれますが、ドーパミンが分泌されると人間はやる気が湧いてきて、もっと嬉しいこと、良いことが起こるように行動しようとします。

まさに喜ぶと活性化するのがこのドーパミン!

良いことが起きなくても、日々楽しい気持ち、ワクワクする気持ちを大事に行動していくと、ドーパミンが活性化し、さらにやる気が出る!

というお得なサイクルになるので、やる気がでないなぁ
って時には、とりあえず自分が喜ぶ、嬉しいことをなんでも
(生産性がなくても、なんの役にたたなくても)やってみてください!

例えば自分のためにお花を買ってみる。
いい香りのする入浴剤を使ってゆっくりお風呂に入る
好きな音楽を聞いて鼻歌を歌う。

自分自信を恋人や、自分の愛する誰かだと思って、喜ばせてあげてください!

愛のホルモン:オキシトシン

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セロトニンと同様、オキシトシンには心を落ち着かせる効果があります。
しかしオキシトシンがユニークなのは、スキンシップなど他の人との親密なコミュニケーションの際に分泌されること。

大好きな人からのタッチやハグで、オキシトシンはドバーッと分泌されます。
すると、温かく幸せな気持ちになったり、不安がへったり、心の中から愛が湧いてきます。

さらに、お肌がきれいになったり、免疫がアップするという研究結果もあるそうです。

なかなか人との触れ合いが難しいこの時期ですが、
家族とのスキンシップや、ペットとのスキンシップ、
さらに大切な人を思い浮かべたり、ありがとうと言うだけでも
オキシトシンの分泌が増えるそうなので、
ちょっとした嬉しいことに意識をむけて、ありがとう!嬉しい!と感じてみると良いかもですね!

喜ぶって難しい?外から攻めるのもありなんです!

幸せホルモンは、このように、心の内側(又は脳内)から
嬉しい、幸せ!な感情が湧くと出てきます。

最初に不安でも喜びを感じることが出来る!と書きましたが、
実はこれって練習が必要。

そもそもそんな気持ちになれない、
不安でいっぱい!って方も多いと思います。

そんなときは、逆に外側からアプローチ。
つまり体に刺激を与えたり、行動することで幸せホルモンを分泌、
心もハッピーになるというやり方でもいいんです。

散歩する
しっかり睡眠を取る
スキンシップをする
幸せホルモンの材料となる食事
太陽の光を浴びる

これならすぐに出来そうじゃないですか?

なかなか自分で喜びの種を見つけるのが難しい。
悩み事や心配事から気持ちを切り替えるのが難しい。
そんな時、外側から気持ちを整えるのを試してみてください。

この練習をしていくうちに、不安もあるけど
ちゃんと喜べる♡

理由はないけど、なんだか幸せかも!?という境地になっていきますよ!

「幸せホルモンを高める7つの習慣」FIGARO Japon 
こんな記事もおすすめです。

最後に

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コロナの感染拡大は世界中でまだまだ広がっています。
もちろん日本でも。

そんな時だからこそ、いや不安な状況だからこそ、
喜びは大切です。

喜んでいると、不安なことも、意外と大したことじゃなく思えてきたり、
乗り越えられる自信ややる気が出てきたり、
安心感が出てきたりするのです。

これは理屈ではなく、読んでくださったあなたにぜひ、感じてみて欲しいのです。

喜びは伝染します。

自分自身が喜んで、ご機嫌で笑顔でいると、
近くにいる人も安心するし、大丈夫な気持ちになってきます。

なんか知らないけどいつもニコニコ、大丈夫大丈夫!と言っている人がいたら、なんだか安心して、自分も大丈夫な気持ちになってきませんか?

自分が喜ぶこと、幸せを感じることが、
隣の人を幸せにするとしたら。
隣の人の喜びになるとしたら。

そしてその隣の人の喜びが、
隣の隣の人の幸せになるとしたら。

あなたが喜ぶだけで、世界平和。
みんなの幸せのタネになってくって
そう思えませんか?

不安な時代だからこそ、誰かをサポートしよう!よりも
(もちろんそれも尊いですが!)
まず自分自身、喜びの種を見つけて、喜びの種をまいていけたら。。。
とっても素敵なことですよね。




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