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ADHDと双極性障害

金曜日の夕方、近所にあるクリニックに夫と2人でいった。もちろん、娘は義両親にあずけてだ。

2週間前に予約なしで訪れたら、予約してないといまからとなると無理ですといわれたのでその日は予約だけして帰った。

今日はちゃんと予約をしていったものの、割と、長いこと待たされたように思う。待ち合い室は割と広く、大きな机と椅子があったり、ソファーもあった。あとは本棚に色んな種類の本があった。料理の本が気になり、手に取ってみたが、途中で眠気が襲ってきて、寝た。そして、しばらく時がたち、呼ばれた。

1人では不安だったので夫も一緒に診察室に入った。どうして来た?との問いに答えられなかった。夫が代わりに答える。

色々なことをはなしたはずだが、ハッキリとは覚えていない。

そして、医師の指摘は的を得たものばかりだった。診断はADHDが根底にある双極性障害とのこと。

普通に人とのコミュニケーションが出来て、日常生活も送れる。しかし、故に見逃されてしまう。そして、発見されないまま、40、50代になって発覚するケースも多くないらしい。少なくとも私もその1人だ。

子供の頃からADHDはあった。社会に出るようになってからもなかなか定職につけず、職を転々とした。

自分では頑張っているけど、その頑張りも他の人達には認めてもらいにくく、人と同じ事が出来るようになるには時間をとても要した。なかなか物事を覚えることが困難でもあった。それはいまも同じことだ。

実はここ数ヶ月でADHD、双極性障害だということは自覚はしていた。そして、病院には行ったことで今回、ハッキリした病名がついた。

今回はとりあえず、少ない量で薬をだして、足りなければ量を増やすとのこと。  

医師曰く、本人(私)に過度な期待は辞めて、夫や娘が家事をやるようにし、ゆっくり休ませてあげるのが回復するとのこと。また、娘や夫は本人(私)に対しては怒らずやさしく対応してとのこと。

娘も小3なので自分でできることは自分でし、お母さん(私)に頼らないようにとのこと。そして、お母さんにやさしくてあげてとのこと。

夫は実家に電話を掛けた。終わったことを連絡するためだ。電話には夫の母がでた。そして、妻の病状と対応法を伝えた。ゆっくりさせるって?いまでものんびりしてるからいまよりものんびりってどうゆうこと?って不思議そうな感じだった。

前に病院に行くことを実母にいったけど、病気のせいにしてどうするんやっていってたような気がした。

子供の頃から両親にあれこれと言われて、わーってなってた。落ち込むことも、少なくなかったように思う。友達と遊ぶことも制限されていたようにも思う。あんまり頭が良い方でもなかった。 そういえば反抗期も無かったかも。

夫もまた、仕事や家庭のことで悩みストレスを抱え、精神の限界まで追い詰められていた。診断結果はうつ病とのこと。会社を休職できるように診断書を書いてもらった。

今回のことで夫や娘の私に対する対応が変わり、病状が改善していくと思いたい。


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