マガジンのカバー画像

読書note

35
読んだ本の感想など,もろもろのこと。
運営しているクリエイター

#明治大学文学部

立野正裕 紀行 辺境の旅人

立野先生の著書再読シリーズ第8弾です。 * * * 本書のタイトルは「辺境の旅人」である。ここ…

エリンギ
2年前
1

立野正裕 紀行 星の時間を旅して

立野先生の著書再読シリーズ第7弾。紀行シリーズ2作目の「星の時間を旅して」(2015年)は、著…

エリンギ
2年前
3

立野正裕 紀行 失われたものの伝説

しばらく間が空いてしまいましたが、立野先生の著書再読シリーズ第6弾。今回は彩流社から刊行…

エリンギ
3年前
4

立野正裕 百年の旅ー第一次大戦 戦跡を行く

立野先生の著書再読シリーズの第5弾。今回は第一次大戦集結の1918年からちょうど100年後の201…

エリンギ
3年前
11

立野正裕 洞窟の反響ー『インドへの道』からの長い旅

立野先生の著書再読シリーズの第4段。自力でひとつの小説をこんなふうに読めたら、どんなに豊…

エリンギ
3年前
4

立野正裕 紀行 いまだかえらず

旅とは、移動がけっして容易ではなかったかつての時代には、宗教的な巡礼をさした。 本書の表…

エリンギ
3年前
5

立野正裕 精神のたたかい―非暴力主義の思想と文学

「黄金の枝を求めてーヨーロッパ思索の旅・反戦の芸術と文学」の2年前に上梓された本書。この本で言及されている数々の文学作品の中で、私はヘミングウェイの「武器よさらば」(1929年)に不思議に惹かれた。さらに「誰がために鐘は鳴る」(1940年)を読んだ。私は、こちらをメインに据えて卒業論文を書いた。 先生とこの本に出会わなかったら、私の卒論は全く別のものになっただろう。 * * * 私と本書との出会いはちょうど二十歳くらいの時だった、と思う。 その当時は知識も経験も圧倒的に

立野正裕 黄金の枝を求めてーヨーロッパ思索の旅・反戦の芸術と文学

2021年初めてのnoteを書く。年が明けてはや3週間、2021年の目標に100冊読書を掲げました。なる…

エリンギ
3年前
4