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物は私のエネルギーを吸い取ってくる

20代の頃は服や雑貨が大好きで毎月散財していたのに、今はなるべく物を買わない生活をしている。どうせ買っても捨ててしまうからだ。買う時のワクワク感より捨てる時の悲しい気持ちの方が勝つ。こんなに価値観が変わることがあるのかと我ながらびっくりする。

仕事上毎日インスタを目にするが、開いた途端視界には物物物で溢れている。仕事で使ってるアカウントは見たくないものをおすすめしてくるから嫌いだ。私を見てと言わんばかりの自己主張の強い投稿も苦手。(関係ない)なぜ人はこんなにたくさん物を作るのだろう…?なぜこんなに物で溢れているのに人々は満足しないのだろう…?物作りをしている人を相手に仕事をしているから大きな声で言ったことはないが、年々その気持ちは強くなる。インスタはマキシマリストの集まりだ。

別に物が好きな人たちや物作りをしている人をどうこうしようとは思っていない。それがその人の価値観なのだと思っている。好きにしたらいい。

文章を書きながら気づいたことがある。物は私のエネルギーを吸い取ってくる。視界に情報が入ると私の思考が勝手に働く。思考したくなくても勝手に思考してエネルギーを消耗する。だから視覚情報が多い場所や人混みは嫌いなのだ。

視覚情報が多い場所にいても平気な人は外交的な人か情報を認知する能力が低い人か、情報処理する能力が高い人。私は情報を認知する能力はあるが処理ができない人。

特に自分の好きじゃないものに囲まれた時はすごく全身で疲弊する。全然好みじゃないご飯屋さんやカフェに行ってしまった時は最悪で早くその場から立ち去りたくなる。こんな話をしても理解してくれない人の方が多いと思う。

だから部屋の色は白で統一している。白は私に刺激を与えない。心地いい色。

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