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家にいると茹で豚になってしまうのでメスキータ展に行った話

暑い
暑すぎる
だからといって昼間からクーラーつけるのは
電気代が気がかりで
どうしてもできない
so BINBOU

思考回路はショート寸前(暑さで)

涼しいところに出かけることにしました
「館」がつくところは大体涼しい
図書館とか映画館とかエビスビール記念館とか

ということで美術館に行きました
東京ステーションギャラリーです

東京駅のレンガ造りの向かって左側にあるところで
メスキータ展
日本初の回顧展だそうです

メスキータさん
版画やるし油絵も水彩もパステルも
色々な手法で作品を残しております

建築事務所で図面ひいてたからなのか
それだけではないと思うけど
線が印象的だなと思いました
版画は線で見せるものだということを再発見

線の太さ細さで立体感や陰影を見事に表現していて
すげー(語彙力)すげーすげーな(語彙力)って
ずーっと言ってました

勝手なイメージですが
絵描きさんは人生波乱万丈で
不幸で生きているうちは認められないとか
孤独とか自殺しちゃうとかだいたいそんな感じ
と思っていたのですが
メスキータさんにはそんな感じがしないんだよね
動物園に通って動物をたくさん描いたり
(行きつけの動物園の飼育員さんの肖像画まで描くレベル)
お母さんと子供の絵を描いていたり
自身の息子を描いたり
とても幸せな家庭だったのかなあと思います
作品からも端々に
愛嬌だったり優しさが醸されている気がします

とはいえ
最終的にはアウシュヴィッツのガス室で亡くなるわけですが

なんだかなあ
もう…

デザイナーとしても素晴らしくて
雑誌Wendingenの表紙とか
かっこいいからWikipediaで見てって


行ってよかったな
涼しかったし
重要文化財のレンガ造りが間近で見られるし
この美術館自体も
作品でした



ちなみに

1914年の東京駅前


2014年の東京駅前
もはや駅が見えない




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