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シドニーの電車事情


Sydneyの交通手段について

OpalカードというSuica的なものに
お金をチャージして様々な交通機関を利用できる

このカードはコンビニみたいなところで購入することができ、私は空港で購入した記憶がある

このカード、
なぜか駅では購入することができない
そして駅には窓口どころか駅員はいるのか
2ヶ月滞在した今もなお、
駅員らしい駅員に遭遇したことはない

Opalカードにはいくつかお得な特典がある
その中のいくつかを紹介したい

①60分ルール
これは降りた駅から、次に乗るまでの時間が
60分以内だと運賃がかからないというもの
我々はこの機能を最大限に使いcityから郊外を巡ったのだった

②8回乗れば、9回目から運賃が半額

これはタイトルのままなのだが、
9回目からディスカウントが生じるというもの
しかしこの制度は2023年10月某日に
突如として中止となり今現在は無くなってしまった幻の制度である
週末に1/2の価格でどこまで遠くにいけるか
チャレンジをしていた身にとっては
改悪と思わざる終えない出来事だった

③週に使った交通費が50ドルに達した時点で、打ち止めになり0円になる

学校から家まで往復で10ドル
それを週に4回とバイト先に向かうのにも
同じくらいかかっているので
毎週これに該当している
最初はいい制度だなあと思っていたが
よく考えてみると月に200ドルを交通費で
使っていることになる
週に50ドルって、正直めちゃくちゃ高い
でも、ここシドニーで生活する以上
この交通費の200ドルは削れないかもしれないとも思う

この打ち止め料金がなかったら、、と
考えると、とても感謝すべき特典である

まだまだ他にもあるのかも知れないが、
大きなところはこの3つだろう

今現在は制度が少し変わり
8回乗車カウントはなくなり
週末料金が30%オフになった

正直なところ、利点はあまり感じていない
交通費が高かろうが、安かろうが
利用する以外の選択肢はないし
生活していくと、
そこは段々と どうでも良くなってくる

電車についての印象

①ファーストインプレッションは第一に綺麗である。
日本の新幹線ような座席配列になっており
背もたれを上下自由に動かすことが出来るので
自分の好きな向きで座ることができる
日本の新幹線は180°回転させなければ
向き合って座ることが出来ないので
画期的なシステムであると思う

また、日本の電車はなぜ電車の枠に沿って
2列シートしかないのか、不思議で仕方なくなる
あらかじめ立って乗車する人が多い計算なのだろうか、みんなが座れるような空間設計になっているこちらの電車は非常に快適である

きっとこちらでは満員電車という概念はないだろう
日本のすし詰め状態のあの満員電車を体験したら驚くに違いない
もうわたしはあの満員電車に乗れる気がしないのである
パーソナルスペースが確保された車内では
痴漢が起きないのも納得できる

痴漢が発生するようにわざと車内を
コンパクトに密着させるように
しているとしか思えなくなってくるのである

そして電車に1階と2階があるのも新鮮である
高いところから景色を見たいのか、
2階は割と席が埋まっているイメージ

②タイムラインが正確すぎる問題

オージータイムという言葉を知っているだろうか
これは、知ってのとおり
時間にルーズなことを表現する言葉である

私はこれが何にも当てはまると思っていたが
その予想はことごとく裏切られる

まず電車は予定時刻1〜2分前には到着している
時刻表ジャストタイムに駅に着く段取りだと
電車はちょうどドアが閉まり出発している

日本の電車よりも正確でキチキチとしている
オージータイムのかけらもない

というか、オージータイムと感じたエピソードはまだひとつもない
みんな時間通りだし、時間感覚は至って普通
ローカルに行けばもっとゆったりな時間が
流れるのだろうな

③土日は電車のメンテナンスday

土日に電車が動いていない事例が多々発生している
なんでも、土日はメンテナンスdayらしく
平気で電車が1日やっていない
土日に電車を利用するときは注意が必要だ
振替バスが出ているが、バスは本当に分からない。天敵とも言える。

その時のメリットとしては交通費がかからないこと
電車が動いてるということすら
感謝を覚えさせてくれるシドニーなのである


④乗り換え、乗り継ぎが難しい

こちらに来て2ヶ月も経つが、
慣れてきたが故に気が抜けてしまい
乗り換えを間違えたり
来た電車に咄嗟に乗ってしまい
逆方向に行ってしまったりする

そしてそれは、帰りがけに多い
行きは気が張って集中力があるのだろう

人が聞くとただ間抜けなだけじゃん
と言われてしまうかもしれないが

バイトなどから帰宅する時の
1日やり切って帰るだけという
緊張感から解き放たれ安心しているときこそ
注意力が試されていることを知る

家が遠すぎるとこのストレスと向き合わないと
いけないので、アクセスがいいところに住むことをお勧めする

また、終電で帰らなければいけない状況が多い人は終電を逃した時に頼れる友達を
見つけておくと安心かもしれない(現在探し中)


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