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#6 10代から60代までの男女7人でシェアハウス暮らし 孫がいるおばさまとラウンジ経営のおっちゃん 中編

#はじめて借りたあの部屋

さて、前回では私がシェアハウスに住むことになった経緯と、どんな人がシェアハウス暮らしに向いているか、ということについて書きました!

今回は、私の大変ユニークなシェアメイト、同居人たちを紹介したいと思います。笑 本当は6人全員を紹介するつもりでしたがあまりにも文章量が多くなりすぎたので、まずは2人。

60代 孫がいるらしいお嬢様育ちのホワホワおばさま

このおばさまには本当にお世話になりました。一番最初に会った同居人で、一番最後にお別れしてきた人でもあります。いつもニコニコしていて、結構天然で、お上品な方でした。私たち住人みんなの母のような存在です。彼女が共同スペースの掃除、ゴミ出しをしてくれていたおかげで、とっても快適な生活を送ることができました。この年代でシェアハウス暮らし、って相当珍しいなあと思っていましたが、ある日お花見の話をしていたら、お孫さんがいるらしく!彼女の旦那様の存在は謎に包まれています...。
彼女の1週間の楽しみは、何品ものおかずを作って贅沢にゆっくり夕食をとる一日。ワイン片手にテレビを見ながら、ゆっくりゆっくり食事する姿がとっても幸せそうでした。おかずは何品も作るし、一つ一つの量も多いので、そのタイミングでチラッとキッチンに行くと、お裾分け沢山してくれるんです。笑 そもそも自分で料理する必要が無くなるのでラッキーだし、誰かが作ってくれた料理を食べられるのって幸せですよね!それに、彼女が作るのがいわゆる家庭料理なのもすごく嬉しかった!お出汁がきいていたり、お醤油、お味噌の旨味が感じられる料理って結構手間がかかります。第二のお母さんありがとう!
一度、『職場の人に竹の子もらったのよ〜!今、アクとって煮るから、できたらあげるわね』と、竹の子の煮物をもらったことがあります。私にとって竹の子は、春になると祖父母が毎年実家に送ってくれる大切な旬の食べ物。それを祖父母の田んぼで取れたお米と一緒に食べながら、母が作ってくれた色々な竹の子料理のことを思い出し、胸がじんわりと苦しくなったのを覚えています。とても素敵なお料理を作る方でした。
そんなおばさまには、私が退居する際、『留学先でも沢山お友達を作って、沢山活躍してくださいね。そんな時に少しでも役に立つかしらと思って』と、折り紙の本と折り紙を餞別として頂きました。今、ここウィーンにもその本と折り紙は持ってきています。その気遣いに今でも胸がいっぱいです。

40代(元or現役?ヤ〇〇さん)大阪出身夜のラウンジ店長おじさま

タイトルのインパクトが既に強すぎます。笑
彼に自己紹介したのは、入居1週間後ほどだったと思います。おばさまと違って、このおじさま、いえ、おっちゃんを見かけること自体がそれまで無かったのです。たまたまキッチンで早めの夕食の支度をしていたら、彼がキッチンに何かものを取りに来たんですね。そこで初めて自己紹介。そうしたら、めちゃめちゃ大阪弁で喋る喋る!笑
『おっちゃんな、大阪出身でもう20年くらい別府住んでんねん!せやから何かわからんことあったら何でも聞いてやー!あと、何か困ったことあったら電話してくれてもええしな!重いもん動かしたげるくらいしかできひんけどなー!(笑)あと、これ、おっちゃんの米やから、自分の足りんくなったらいつでもこっからとってってええさかい!あ、あとこれ名刺!おっちゃんラウンジの店長やってんねん!もし興味あったら言ってや!友達とかも紹介してくれたら嬉しいわ!ほな、仕事行ってくるわ!これからよろしゅう!』
という具合です。お分かり頂けたでしょうか...。まあ、夜のお店の店長さんという時点で色々疑惑が浮かんでいましたが、ある日それは確信に変わります。
彼のお風呂上がりのタンクトップ姿に一度ばったり遭遇した際に、しっかり、しっかり、見えたんです、腕からお背中にかけての華やかな模様が...。笑
一度、バイト帰りにお店の外でキャッチとしてお仕事しているところにお会いしたことがあり、『おお!バイト帰りか!暇なん?おっちゃん御馳走したるからお店寄って行かへん?』と何とも軽いノリでおっちゃんのラウンジに行くことに。女性の私が女性と一緒に飲むのってアリなのか?と思いながらもしっかりママさんに付いてもらって楽しく過ごさせて頂きました。ちなみにそこにさらに謎の女性のお客さん(40代)も来て、まあ、最初で最後の経験になると思います。
18歳から働いてきたおっちゃんの話、はとっても面白いです。『おっちゃんな、風俗でも働いてたことあるねん!やっぱ、男と女だけやなくて、男同士でも色々ドラマが起こるんやわー!(以下省略)』これを聞くと、「え、そっちの方?」となりますが、いいえ、そうではありません。彼女さんや、彼女さんではないけどお店の方と思われる別の女性の方たちも何度か遊びに来ていましたので...。笑
まあかれこれ謎多きおっちゃんですが、整理整頓をきっちりするタイプの方。共用スペースに各自、調理道具や調味料、お皿などを置くスペースがあったのですが、いつも管理が行き届いていました。波乱万丈の人生を送ってきたであろうおっちゃんの意外にも几帳面な一面は、どこかしら苦労人であることを感じさせます。

まとめ

独断と偏見ではありますが、シェアハウスの住人は何かしら訳アリ!さて、次回は残りのメンバー4人のうちの2人になるでしょう。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!それでは!