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文章検受けたよレポ⑦ 受験をする上で困ったこと3つ

この記事では、受験をする上で悩んだことを述べる。文章検は独特の検定試験のため、わかりづらい場所、やりにくい場所がある。つまずきそうになったところについて書いた。もし、似たようなところでつまずいた人の参考になればと思う。

01.マイナーすぎて我流で勉強するしかない


マイナー検定のため、他に受験を考えている人がほとんどいない。したがって我流で勉強するしかなかった。自力で勉強していたのは前述の通りだ。
もう少し他の受験生と出会って情報交換したかった。
また、勉強に使っていたものも公式テキスト以外は高校生向けの国語講座など、文章検に関係のないものばかりだった。文章検について専門に扱っている動画があれば助かった。誰か上げてくれないだろうか。
 また、マイナー検定だと、「今文章検の勉強をしていて……」と言っても理解されにくい。自慢するために受けたわけではないが、あわよくば自慢したい。しかし知名度が低いと自慢しづらい。
 せっかく勉強したのだから、履歴書に書きたい。職場でもこういう検定を取ったんですよと言いたい。そういう欲求はあまり満たされない検定だ。

02.記述式がほとんどのため答え合わせがしにくい


記述式の問題は自力で答え合わせするのが大変だ。もちろんテキストの解答冊子には採点基準が書かれているのだが、記述式だとどうしても自ら採点を曖昧にしてしまう。人間は楽な方に流れる。
せっかくなので、勉強期間中に他人の添削を受けておけばよかった。現代はココナラやSKIMAのようなサイトで文章の添削を依頼できる。そういうスキルの販売サービスを使うのもありだったかもしれない。
 代では、受験生向けに小論文の添削サービスがあるらしい。私が受験生だったときは、インターネット上で勉強するといっても限界があった。時代は変わるものだ。
  

03.大阪弁だから敬語にてこずった


私は標準語の敬語を話すのが苦手である。
私の職場は大阪のローカル企業だ。したがって、標準語の敬語を話すことがほとんどない。社内の公用語は大阪弁の敬語なのだ。
大阪弁の敬語は、「はる」という動詞をつけるとなんでも敬語になってしまう。「行かはる」「言わはる」「来はる」。「いらっしゃる」「おっしゃる」などという特殊な動詞を覚えなくてよいのである。
私も敬語表現を覚えるのが苦手なまま、ここまで生きてきてしまった。
また、私は人によって話し方を変えるのが苦手だ。なのでほとんどの人とラフなですます調で話している。
今回、敬語の手紙という問題を解くにあたっては、大変だった。
この問題にどう対処したかは、勉強法の部分で前述した通りである。
古文の教師は、私たちに「関西弁の人間は古文を学ぶのが楽だ。古文は関西弁だから」と言った。しかし別の方向で、関西人は日本語教育で損をしているのではなかろうか。ものを書くということは中央の言葉で書けるようになるということである。そうすると東京の人の方が有利なのでは? 疑問を覚えた。

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