心の静けさ
ラジオは周波数にチャンネルを合わせ、地域など、それぞれの場所で流れる番組を聴きます。
それと同じで、私達も毎瞬たくさんの周波数にチャンネルを合わせて、その情報を無意識化で取り入れています。
今日はこの、チャンネルと周波数のお話になります。
みなさんは騒音問題で悩んだことがあるでしょうか。
近隣の住居間での出来事や、自動車やバイク、場所によっては、学校などの子供がいる場所でも、昨今は騒音問題についてデリケートになっています。
そうした騒音問題は、現実ばかりではなく、思考、心、そして無意識化でも起きているのかもしれません。
私は音に割と敏感で、とても小さな音に反応してしまうことがあります。
そのため、大きな音が出る場所や、大きな声を出す人があまり得意ではありません。
ただ、そうは言っても、希望通りに静かに過ごすことはなかなかできず、音に反応してストレスを感じることも多々あります。
その時に私は
『あーもう!うるさい』
と思った気持ちを紙に書き出します。
そして、思い切って『うるさい写経』を始めてみるのです。
『うるさいな。うるさいぞ。もううるさいな』
と、心がすっきりするまで、ひたすら『うるさい』と思っている気持ちを書き出します。
その時に、ふと思ったのは
『私の頭の中は、うるさいという言葉でいっぱいなんだな』
ということです。
現実がうるさいからうるさいと思ったのではなく、頭の中が雑音でいっぱいで、うるさいと思ったのかもしれません。
そこで、私は一体何をうるさがっているのか、考えてみました。
例えば、テレビをつけているとします。
その番組を観たいかどうか選んでいない場合、テレビの音はずっと流れていますから、観たくないものや聴きたくないものも勝手に目や耳に入っていますよね。
そのテレビ番組が同時にいくつも流れていたら?
もしくは、ラジオの周波数すべてにチャンネルを合わせていたら?
本当に観たいことや聴きたいことは見聞きできず、それどころか、雑音になってうるさいって思いませんか。
または、ネットの中でも、勝手に入ってくる広告や、興味がないのに目にするものもそうですよね。
おそらく、実際に無意識化ではそのような状況になっており、様々な番組が同時に流れていて、みんなどこにチャンネルを合わせているかで、現実が大きく違うのではないかと思います。
この騒音チャンネル問題はとても重要です。
なぜなら、現実をみることは、今私がどこにチャンネルを合わせているのかを知る手掛かりにもなるからです。
例えば、それぞれが抱える問題は、その部分にチャンネルを合わせてしまっている可能性があります。
チャンネルを合わせる理由はそれぞれだと思いますが、経験したいとか、同通する部分がある、またはそこに対する執着や記憶、何か合わせるのに突出した理由があるということです。
そのため、まずは現実を眺め、今選んだチャンネルを知ることから始めます。
そして、次にチャンネルを選ぶ必要があります。
チャンネルは勝手に決められたものを観るのではなく、みんな自分で選び、決められるのだということを知るのです。
そして、チャンネルを選んだあとは、他のチャンネルを混線させないということも大事です。
それは、他の音を入れる隙間を作らないということでもあります。
ここでいう他の音とは、誰かが勝手につけたテレビや、望んでもいないのに聞かせるように流れてくるラジオの音のようなもので、それらを聴ける隙間を作らないのです。
私はチャンネルを自分で選ぶし、他の音を入れる隙間を作らないという決意します。
これは、部屋の掃除をするイメージと同じだと思います。
部屋の中の物を一旦外に出し、捨てるものと残すものを選びます。
いらないものはゴミ箱へ、残すものは整理して収めます。
そうしてきれいになった部屋に、さっき捨てたゴミをまた入れますか。
そんなことはしないで、今度はゴミを入れないようにきれいな状態を保つでしょう。
無意識化のチャンネルもこれと同じで、今までの思考や記憶、念をすべて書き出して一旦外に出します。
そして、出したものを見比べて、必要なものとそうではないものを自己認識し、きれいになったら、そこに別の物が入る隙間を作らない。
そのためには、いろんな思いを書き出したら最後は感謝で終わり、すべてを感謝で満たしておくのです。
そうすれば、隙間に別の物が入ってくる余地はありません。
前回投稿では、ライフノート(笑)
をもっている話を書きましたが、
一緒に感謝ノートも携行しており、吐き出した後には、その出来事や人にも感謝する、また普段の生活の中で感謝を見つけては書く、ということも同時に行っています。
人によっては、何に満たされたいかでいろいろあると思いますが、感謝や愛、そして光に満ちて、それ以外が入る隙間を作らないことは、心の静けさを作りのに必要かもしれませんね。
いかがでしょうか。
今日もお読みいただきありがとうございます!
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