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【3社で合計資金調達1,800億円】3社とは?

こんにちはエクおです^0^

高校野球、楽しいですね~
予定調和がくずれるのが高校野球
そして超高校級がいることも高校野球の醍醐味

近江高校の山田陽翔、頑張って欲しい

ということで! 

国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1月-7月)が
でました~

2022年 1月-7月資金調達ランキング
1位 アルム:247億円(DeNAが連結子会社化)
2位 LegalForce:137億円
3位 ティアフォー:121億円
4位 Spiber:105億円 
5位 ソフトバンクロボティクスグループ:100億円

累計資金調達ランキング
1位 ソフトバンクロボティクスグループ:1,237億円
2位 Spiber:1,205億円 
3位 アルム:306億円
4位 ティアフォー:295億円
5位 LegalForce:198億円

この中で 
アルム:医療
スパイバー:バイオ素材開発
ティアフォー:自動運転のOS提供

この3社見て行きたいと思います
3社で今までの合計の資金調達金額は1,800億円を超える!!! 

アルム 累計資金調達ランキング 3位 306億円 


業種:医療

joinという
医療関係者間コミュニケーションアプリ(イメージはクローズドSNS)

アルムは医療機関向けに、院内の業務や関係者間のコミュニケーションを改善する複数のサービスを提供している。
主力サービスの「Join」は、院内システムと連携し、
医療関係者が持つスマホアプリや院内パソコンのWebブラウザーなどから場所を問わず医療情報を共有できる。

・プラットフォーム×技術(臨床の現場と一体になって開発した)
・困難な参入障壁を築く 
・法律施行後に流れが変わり、迅速にビジネスと連携 保険適用第1号

色々とアルム社が凄すぎるが、特にこれ
・厚生労働省、医師会、学会の先生方の支援 
・厚生労働省が起案する法律施行後に 医療機器製造販売業を取得 保険適用第1号

これは言うは易く行うは難しで、この突破力は尋常ではない。。。

スパイバー 累計資金調達ランキング2位 1,205億円 


業種:バイオ素材開発

人工タンパク質素材「ブリュードプロテイン」

石油を使わずに、現在の合成繊維やプラスチックと同等、
あるいはそれ以上の性能を持つ成形材料を製造できるもの。

地球上に豊富に存在するタンパク質を原料にしていることから、次世代の“脱石油素材”の大本命技術の1つ 

「生物由来の材料だけで物作りができれば資源を循環させやすい」と考え、生物の重要な構成成分であるたんぱく質に着目。
たんぱく質を構成するアミノ酸配列の解析DNA(遺伝子)の合成で、たんぱく質を人工的に効率良く作り出すことに成功した。

・クモ糸から大きくピボット 
クモ糸の強靭さ「人工的にたくさん作ることができれば、工業的にとても有用な素材になる」と考えられた。
ノースフェイス15年秋にムーンパーカのプロトタイプを発表。しかしクモ糸は水に触れると萎縮してしまうことから開発を延期。

その後、クモ糸にこだわらない研究開発に大きくかじを切る。
「ある特定のアミノ酸配列のたんぱく質にこだわると、物性や生産性などほかに必要なことを満たせなくなってしまう」とし、
基礎研究からやり直した。その基礎研究のために必要な要素技術とインフラを一つひとつ地道に整え、ついに販売に成功。
(ノースフェイスのゴールドウインと世界で初めて人工タンパク質素材を使った高機能ウエア「ムーンパーカ(MOON PARKA)」の販売)

・超優秀人材を集め続けている 
生命情報科学。遺伝子工学、合成生物学、分子生物学、発酵工学、有機化学、高分子化学、材料工学などの分野の研究者を
本社のある山形県鶴岡市に呼び集めている。

・欧米を中心に世界的な環境配慮意識が高まるなか、「脱石油由来製品」「脱アニマル」の素材として注目を集めた。
ほかにも、フリースや合成皮革、中わた、ファスナー、ボタンといった副資材も含めて開発中という。
アパレル分野以外では自動車など輸送機器用途の素材開発、アデランスとは人工毛髪の研究開発も進行中。

・累計資金調達額1,200億円以上 売上2億円 
売上を求めるフェーズじゃない グローバルな量産化はこれから

ティアフォー 累計資金調達ランキング4位 295億円 


業種:自動運転のOS提供

オープンソースの自動運転 OS「Autoware(オートウェア)」を提供

レベル4水準の自動運転機能の社会実装を目指す
自動運転のレベル4とは、特定条件下、つまり高速道路などにおいてシステムがすべての運転タスクを実施するというもの。

あらゆる組織と個人が「Autoware」を活用して自動運転の発展に貢献できる開放的なエコシステムを構築する。
目指すのは「自動運転の民主化」

・自動運転に対するアプローチを変えた
GoogleはAIの研究者たちが始めた
自動車メーカーは自動車の安全技術の面から開発
ティアフォーは、両者とは違うアプローチとして、オペレーティングシステムやオープンソースという領域を中心に自動運転システムを開発

・自動車メーカーなどのハードウェアは技術を持っていない
ティアフォーがOS(技術)を提供
ハードウェアがエンドユーザーに届ける

自動運転技術を「作れない」という人たち、
「作れるけど時間がかかる」という人たちにプラットフォームを提供する。
これがティアフォーのビジネスです。

自動運転のプラットフォームをオープンソースで提供していて、ソフトウェアは売っていません

・オープンプラットフォームによる新しい潮流に乗る 
ティアフォーは自動運転技術の開発を通して機械学習などのツールを熟知しており、
どうすればもっと早く、もっとコストを抑えて作れるか、そのためのプラットフォームをハードウェアに提供します。

現在、自動運転ベンチャーは皆同じような状況で、作り方はわかっているがツールなどが整備されていないので時間を短縮できない状況です。
時間がかかる要因の1つが、ハードウェアに関する情報や知識です。
自動車で使われるハードウェアは企業秘密があって当然ながら全てを公開してもらえないので、情報が分からない中での開発は時間がかかります。

しかし、この流れも変わろうとしています。
iPhoneの組み立てをしている、台湾の電子機器製造大手ホンハイ(鴻海精密工業)が電気自動車(EV)開発において、
ソフトウェア、ハードウェアのオープンプラットフォームを発表しており、これはティアフォーにとって非常に相性の良い話だと思っています。
ホンハイのようなパートナーと協業することで、ティアフォーのビジネスがスケールできると考えています。

テスラに勝てるのはホンハイとティアフォーの組み合わせしかないでしょう。
ホンハイとオープンなプラットフォームを作ることは大きなビジネスチャンスだと思っています。


以上、注目の企業3選です^^

ティアフォーは自動車メーカー、Googleとも違うアプローチをして
この業界に参入しているのはほんとアプローチの目鱗です

課題を切り取る力が
起業家の強みの源泉

高校野球のエース連投は課題です

近江高校、がんばれ>< 



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