![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142184183/rectangle_large_type_2_015bc284704346f81876829db17915dd.png?width=800)
【音楽】ZARD-17回目の命日-
Yahoo!の記事を見ていてふと思い出しました。
5月27日はZARDのボーカル坂井泉水さんの17回目の命日でした。
事故で亡くなる前までの活動なので、2000年代前半までしか
活動していないことから、今の10代20代の方にはあまり馴染みのない
アーティストなのでしょう。
ZARDは1990年代に活躍した女性アーティストで、Wikipediaには
以下のような記載があります。
1990年代に女性ボーカルアーティストとして最も多くのCDシングル売上げ枚数を記録しており、シングルでは『負けないで』『揺れる想い』『マイ フレンド』がミリオンセラーとなっている。また、アルバムでは1992年発売の『HOLD ME』から1999年発売の『ZARD BEST 〜Request Memorial〜』まで9作が連続でミリオンを達成しており、アルバム連続ミリオン獲得数の史上最多記録である(オリコン調べ)。
EquinoxはZARDの大ファンだったのですが、この時代には珍しく、メディアへの出演が全然ないこともあり、実在するのかと話題になっていました。
同じパターンでは大黒摩季も実在しない説がありましたね。
EquinoxがZARDにハマったのは、アルバム『揺れる思い』を聴いてからです。人生で初めて全曲素晴らしいという作品に出逢いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716906942928-JExyBKxC0D.png?width=800)
ミリオン2曲を含むシングルが4曲収録されており、アルバム曲なのに
作曲織田哲郎の曲があり、他の作家陣もTUBEの春畑道哉や川島だりあなど
豪華満載で力の入れ方が違ってます。この作品は今聴いてもクオリティ
高いなと感じてしまいます。
そしてEquinoxの人生の分岐点であった浪人時代。
親元離れて勉強してた時、心の支えだったのが『負けないで』です。
辛いときにこの歌に何度救われたことか。
人生の様々な場面でZARDに励まされ背中を押してもらった中高年の方は、
日本中に溢れているのではないかと思います。
応援ソングでは日本音楽史上最高傑作だと確信してます。
よく知らない方もいるのでアーティストZARDについて見てみます。
1991年にシングル『Good-bye My Loneliness』でメジャーデビュー。
その後シングル45枚、アルバム21枚を発表しています。
まずはシングルから。
![](https://assets.st-note.com/img/1716908576049-oiluw45dZP.png?width=800)
45作品中1位が12回とかなりの好成績ですが、特に充実期の6枚目から29枚目まではすべて3位以内となっています。作曲を自身で手掛けないアーティストとしては、かなり異例の成績だと思います。近年アイドルや声優などが
アーティスト業をやっているので珍しくなくなりましたが、当時としては、
作曲家を毎回変えて売れるということ自体が稀でした。
ドラマ主題歌にCMソング、そして人気アニメの主題歌など多くのタイアップがあったため、知ってる曲もあるかもしれません。特に名探偵コナンや
スラムダンクの主題歌は有名ですからね。
続いてアルバム。
![](https://assets.st-note.com/img/1716909745854-cIuEVhHpqy.png?width=800)
シングル同様、3作目の『HOLD ME』から11作目『ZARD BEST 〜Request Memorial〜』までミリオンセラー、90年代を代表する女性アーティスト
というのも伊達じゃないですね。2000年代に突入する頃から作曲家が
織田哲郎や栗林誠一郎から変化して、楽曲の雰囲気が変わったせいか、
思うようなヒット作が生まれなくなりましたね。Equinoxもこの頃から
他のアーティストへ浮気するようになりました。。。
またZARDは他アーティストへの楽曲提供も行っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716910754650-unUnT9pi92.png?width=800)
これを見ても凄いのが、DEENの5thシングル『瞳そらさないで』は、オリコン1位でミリオンセラー、FIELD OF VIEWの2ndシングル『突然』はオリコン2位ながらミリオンセラーです。特に坂井泉水+織田哲郎の組み合わせは
ゴールデンコンビですね。その意味では歌い手としての才能もさることながら、作詞家という点でも優秀だったということだと思います。
没後17年という月日が経ちましたが、その功績も作品の輝きも色褪せないなと改めて感じました。令和になっても日々新たな作品が生まれていますが、
たまにはこういう昔の作品を聴くのも良いですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?