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馬のコンフォーメーション

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馬のコンフォーメーションを考慮し、物理的にリスクの低い馬の見方を、学んでいきましょう。
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脚元の外向、内向について

脚元の外向、内向について

体重の軽い馬では、外向の馬は特に気にならない。
時間経過と共に、真っ直ぐに(内向傾向に).
競走馬はなりやすい→内蹄床を潰しやすい。
小さい頃は多少外向ぐらいで、構わない。
ソエや骨瘤は、その影響によってなりやすいのだが、本来トレーナーや我々はそうした馬のコンフォーメーション上の適性から、適した育成プログラムを提供する必要があると考える。

ただ、凹膝は警戒したい。
どうしても、腕節からそれ以下に

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馬を評価する際に見るポイント

馬を評価する際に見るポイント

✔︎飛節はしっかりとした形状が好ましい。
飛節は骨格上、踵に位置する。
力をブレずに伝えるには、ある一定の大きさがある方が好ましい。

このブレは、俗に言う「緩い」という、言葉の表現にもつながる。

個人的には、ここのブレは嫌うが成長と共に固まる傾向にもある。
その際には、前もって筋肉の質を見ておく。

馬の重心について。

馬の重心について。

馬の重心は肘より、やや遅側にある。
後駆重心の馬を選ぶのであれば、元々重心が後ろに位置する馬を選ぶべきだと考える。
見方はキ甲をみると、分かりやすい。
キ甲の位置に線を引いて、頭とその線が近ければ前輪駆動。
頭とキ甲の線の距離が遠ければ、後輪駆動。

個人的には、後輪駆動の子を選びたいものです。
首が長くなると、物理的には全体のバランスは後ろに来るのだが、頭頸部を起こさないと。

そこには、前肢の

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