推しよ、幸せであれ。

推しが卒業発表をした。芸能界も引退するらしい。

少し「推し燃ゆ」の冒頭に似てるリズムにしてみた。
あの作中を思えば、炎上から引退するアイドルがいると思えば、自身のタイミングで決断発表できることは幸せなのかもしれない。

ファンの皆さんが大好きです
なんて言わなくていい、と個人的には思う。

キラキラと輝く貴方を見て、こちらが勝手に応援しているのだから。ファンのためじゃなくていい、自分や周囲のために輝いてくれるのならそれでいい。

こちらはいつでも「推し事」を休めるが、
アイドルは簡単に「推される事」を休めない。

だから、こちらの思うように活動してくれなんて我儘。

・・・

アイドルはファンがいてこそ成り立つ奇妙なものだと思う。
しかも青春を犠牲にして全てをかけて、ファンという他人のために、活動している。

第三者から「歪んでいる」と言われても仕方がないとも思う

そんなアイドルだからこそ、「アイドルでよかった」ってアイドルたちには思っててほしい。
どうかアイドルになったことを後悔しないでほしい。
アイドル時代を黒歴史にしないでほしい。

その時間を推した人がいて、その時間に魅了された人がいて、その時間を惜しんだ人がいるから。

どうか後で振り返ったときにアイドルを後悔しない生活であってほしい。
渦中で苦しくても、終わったときに「まぁ苦しかったけど楽しかった」って本音で思っていてほしい。

・・・

アイドルの本音なんて聞けることはない。
それでも、卒業の際の「楽しかったです。ありがとう」が本音で思えてもらうために、私は一生懸命に推していると思う。

どうか全てのアイドルが幸せなアイドル時代として胸にしまえますように。

大園桃子ちゃん、5年間ありがとう。
貴方の笑顔に何度も何度も救われました。
辛くても苦しくても、そこにいてくれてありがとう。
例えそこにいなくても、
きっとこれからも貴方の存在に救われると思います。

全ての感謝を込めて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?