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なかなか秋にならないけれど(日記)

カレンダーだけは容赦なく進んでいく感じ…ありますね。10月になろうというのに、日中は真夏日で、夜も熱気が籠ってクーラー回していないといられないというのでは季節感がおかしくなってしまう。

先月11日に発症した季節の風邪改めコロナ疑いですが、微熱が3日間、その後続けて咳が4日ほど続いたあと、たまらず駆け込んだ呼吸器内科で処方された咳止めがよく効き、その後2日くらいでほとんどの症状は治まりました。検査もしていないので結局何だったのかよくわからず。ただお医者さんの言うことには、経過だけ聞いているとコロナ、それもワクチン接種済みの人の経過によく似ているとのこと。時期も時期なので、まあそうだったんでしょうねという感じです。

幸いにも近い日程で会った友人や家族へは感染していないようで、まずは安心。マスク・手洗いなどの最低限の感染対策はしていたし、ワクチン4回打っていたこともあってか、本当に軽く済んでよかった。ただ、まだ若干喉になにかイガイガ残っている感覚はあって、これが以前から感じていた…加齢に伴う…違和感なのかどうかも判然としていない感じです。まあ良し。

東レパンパシ

先日は、毎年この時期恒例の東レ パン パシフィック オープンテニスへ行ってきました。記録によると2012年には行っているので、10年以上は続いているのかな。毎回誘ってくれる高校時代の友人がいる。

テニス観戦というレジャー、野球だのサッカーだのという他のスポーツ観戦に比べると、いまひとつ馴染みがないですよね。わたしもそうだった。特にATPやWTAといったプロ選手が出場する国際大会で、日本国内で観戦できる大会は年に2つしかなく、男子のジャパンオープン(大阪)と、女子のこの東レパンパシフィックオープン(東京)のみなのです。

会場は、東京オリンピックの会場にもなった有明コロシアムを擁する有明テニスの森公園一帯。本戦はおおよそ一週間にわたって行われ、大会序盤の平日なら自由席2,000円のチケットで、その日朝から晩まで行われるマッチを好きなだけ観戦できるシステムです。上の写真のとおりセンターコートでも席はガラガラ、会場内のフードを飲食しながら開放的な空間で楽しめる、お祭りに近い、かなりゆるいレジャーだと思います。もちろん、選手にとっては賞金とキャリアのかかった真剣勝負なのですが。

有明コロシアムセンターコートのほかにも、観戦できるエリアにもうひとつ真新しいショーコートがあって、ここはほぼ全席が自由席になるため、タイミングが良ければ最前列で観戦できます。どんなスポーツでもそうですが、世界レベルのプロの試合は迫力とともに見ごたえがある。シングルとダブルスはまるで別ジャンルのような駆け引きの違いがあるし、特に近年のテニスは試合のスピードアップを目的としたルール改変が細かく行われていて、きびきびとした緊張感があります。

今年は天候もよく、お昼時にはフードコートも賑わっていた。ここ数年、開催が危ぶまれるほど落ち込んでいた時期もあったから、また若い日本人選手が活躍するとか、あとひと押しあればという感じ。今年は現役引退をかけた大会で初戦を勝ち抜き、2戦目で世界6位の選手に敗れた土居美咲選手のことが話題になっていました。

"SWAY"@落合Soupへ行ってきた

24日日曜日には、DJ仲間のwatさんが主宰するデイパーティー"SWAY"に遊びに行ってきました。音が抜群に良いと噂の落合Soup、初めて。上階が工事中の銭湯「松の湯」で、階段を下ったコインランドリーの脇に入口の重い扉があるといういいロケーション。

評判の通り、低音から高音まで調整のとれた爆音に包まれる心地よさ。 20畳ほどの段差のある白壁ワンスペースにバーカンとフロアだけがある、音に集中できる空間になっていた。この日は韓国OslatedレーベルからS-PillというDJを中心にゲストを招いたワンオフのパーティーで、終始好きなタイプのテクノが鳴っていて実家のような居心地の良さを感じました。

しばらく会えなかった友人たちとも他愛のないお喋りができて、初めてのハコながら懐かしさを覚えた。最高の週末。

Quest3を予約した

他に最近のトピックと言えば…9月28日に発表された、Metaの新作VRヘッドセット「Meta Quest 3」を迷う間もなく予約しました。

2020年10月の発売日にQuest 2を購入してから丸3年、テクノロジー的にも更新の時期であろうというので。Oculus GoもQuest 2も公式ストアで購入して発売日に届かなかったのに凝りて(香港からFedexでのんびり来る)、今回はヨドバシで予約しました。

Quest 2を3年使ってみて、とても良かった。初めのほうこそFacebook改めMetaに対する不信感もあったのだけど、早々にMetaアカウントができてFBとの強制連携がなくなり、細かいスパンでハードウェア最適化とUI改善を含むアップデートが提供されて、相当煮詰まったVRデバイスになった。遠方の友人とVRChatでコミュニケーションを取る手段として欠かせないものになったし、正直、まだ数年は全然Quest 2でもいいと思います。

Quest 3で推しているMR機能はどうなんでしょうね。実際、現実世界のわたしの部屋の壁を壊してモンスターが出てくるのを銃で撃ちたいと思うことは全然ないんだけど、視聴覚的に現実とバーチャルをレイヤー状にオーバーラップさせるという技術そのものは、今後なんらかの形で日常のものになっていくんだろうと思います。それがヘッドセットなのかメガネなのかコンタクトレンズなのか、はたまた眼球を置換するサイバネアイなのか分からないけれど、いまは過渡期のおもしろみがある。あとの時代になって振り返ると、重いハードディスクを持ち歩いて音楽を聴いていたり、クソデカ電話を携帯していたころのようなかわいげがあるのだろうと思う。


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