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英語を本気でマスターするならTOEICは忘れよう

「英語を話せるようになりたい。」「海外で仕事をしたい。」この記事を見つけたあなたは、こんなことを考えているのではないでしょうか。

週に一度、英会話スクールに通っていれば、ある程度の英会話はできるようになります。「ある程度」というのは、日本人に合わせたスピードで、しかもある程度話題を限定して、という条件付きでならできるということです。しかしいざ英語圏で仕事をすることとは天と地ほどの差があります。英語で取引先と交渉することや、組織を引っ張るリーダーとして仕事ができるレベルの英語コミュニケーションは英会話スクールの「温室」の中とは全く違います。

また、書店に行くと、TOEIC攻略やTOEIC何点アップなどの本がたくさん並んでいます。これらの本や添付されているCDなどをくまなく学習すれば、確かにTOEICの点数はアップするでしょう。しかし、これらの方法で身につく英語力と、実際にあなたに必要な、英語でコミュニケーションを取れるようになることは、全く別な問題です。端的に言えば、こういった学習方法では実用英語、つまり本物の英語でのコミュニケーション能力は永遠に身につきません。もっと厳しい言い方をすれば、本を一冊勉強しただけで外国語が使えるようになるという期待は甘すぎます。

あなたが決心すべきことは、赤ちゃんが母国語を習得する過程と同じく、時間の積み上げ集中力と「英語でコミュニケーションを取りたい」という強い願望を維持することです。そして効果的なトレーニングを積み重ねることです。

私は大学を卒業してしばらくするまで、英語が全くダメでした。それが今となってはアメリカ資本の企業でグローバル・リーダーの一人として仕事をしています。私の英語トレーニングは、全て独学です。もちろん環境に恵まれていたということもありますが、その環境を手に入れたのも自分の選択でした。つまり独学の一部。

「私ができたのだからあなたにもできる」というのが、私が自信を持ってお伝えしたいことです。これから順を追って紐解いていきます。

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