Canvaはこう使え!(No.199)
前号で、プレゼンテーションソフトのうち、
PowerPoint(パワーポイント、以下パワポ)
はプレゼンテーション、
Canva(キャンバ)はピッチ向き
であることをお伝えしました。
Canvaはデザインやフォントが豊富で
カッコイイことは間違いないのですが、
いくつかの短所もあります。
・ネット環境がないと作動しない
サービスがある
・印刷物にしようとしても日本の
規格サイズと異なるものがある
(三つ折りリーフレットなどはそうでした)
そして、いくらデザインが豊富といっても
・誰かと同じデザイン&レイアウト
になってしまう
「カッコイイけど、これ、こないだも
誰かが使ってたよね」
ということになってしまうのです。
(ひな型がバレバレ)
Canvaは無料版と有料版がありますが、
多くの人が使っているのは
無料版でしょう。
すると、最初に提案されるデザインも
ほぼ一緒、無料で使えるデザインも
ほぼ一緒に限定されてくるからです。
では、無料の範囲でCanvaを
どう使えば効果的か、ご紹介します。
■1 素材集めに利用
Canvaにはテンプレート、イラスト、
ピクトグラム、写真、グラフ、表
などの素材があります。
使えそうなものだけ、スライドの上に
集めた上で、ダウンロードし、
それをパワポやワードなどで
加工して使っていきます。
Microsoft製品にはない素材も
たくさんあって重宝します。
今号トップの画像はCanvaの
素材で作ってあります。
PowerPoint形式でダウンロード
すれば、素材が手元で自由に
加工できるようになります。
■2 デザインをマネる
カッコイイデザインのテンプレートは
有料版のことが多く、
ダウンロードできません。
その場合は、そのデザインやレイアウト
をよくよく観察して、パワポでマネて
再現してみましょう。
(観察ではなくても、スクリーンショット
やスマホで撮影もできます)
たいがいのものはマネることが
できますし、それによってパワポの
操作スキルも向上します。
「素材のある場所」
「デザインのお手本」
と考えれば、無料でもかなり使える、
それがCanvaです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?