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Printing Risks_データの作成について



▼線の細さについて

・線や、線と線の間隔の細さは加工ごとのレギュレーションをご確認ください。
 レギュレーション以下の線は途切れたり潰れたりする可能性があります。

【箔押し】線が細すぎると、線が途切れます。
【箔押し】線と線の間隔が細すぎると、隙間が潰れます。

・特にQRコードは潰れると読み込みができなくなる可能性がありますので、
 箔押しの場合、線の太さは0.16mm以上、線と線の間隔は0.2mm以上で作成をお願いいたします。

レギュレーションPDF一覧

箔押し
シルクスクリーン印刷
活版印刷


▼レイヤー分けについて

データ作成の際は、加工や箔色ごとにレイヤーを分けてください。

▼天地の指示について

両面デザイン、特に表裏で縦型と横型を組み合わせる場合は、表裏合わせの天地をご指示ください。

・データの表と裏の向きが同じ場合
天天合わせ|データの上同士(天同士)が合うように両面印刷します。

・データの表と裏の向きが異なる場合
データの表と裏の向きが異なる場合は、裏面を左回りか右回りに回転させる必要があります。
裏面を右回り(時計回り)に回転する「左天合わせ」が一般的です。

左天合わせ|裏面を右回り(時計回り)に回転 
...裏面絵柄の左側が天(上)になります。
右天合わせ|裏面を左回り(反時計回り)に回転 
...裏面絵柄の右側が天(上)になります。

▼塗り足しについて

箔押しやシルクスクリーン印刷、活版印刷は1色ずつ加工しますので、複数色を加工する場合は色ごとに若干のズレが生じます。
そのため2色が接するデザイン部分は、ずれた際に隙間が目立たないよう塗り足しの作成をお願い致します。

重なる部分の塗り足しは1mm程度推奨ですが、デザインや加工内容によって変わるため、具体的な数値についてはEPスタッフにご相談ください。

また、「オフセット印刷と箔押し」など、2つ以上の印刷加工を併用する場合も、それぞれで若干のズレが生じます。
加工工程上、ズレを無くすことは不可能なので、ズレを見越してデザインいただくようお願いします。


・箔2色の塗り足しについて
箔押しは圧力をかける加工のため、紙の凹みの影響で塗り足しの重なり部分が目立ってしまう場合があります。
デザインにあわせてデータのご調整をおねがいいたします。

▼フチのあるデザインについて

4辺に均等な余白やフチのあるデザインは、細いとズレが発生した際に見栄えが悪くなります。線の幅はなるべく太くする、フレームなどのデザインは仕上がり線から離して頂いた方が、ズレが目立ちにくいです。

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