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【無人島購入】売り出しニッポンの島 問われる領土保全 沖縄のっとりの危惧も

万里を飛ぶ大鵬のように、我も島を飛びたたんーー。農民の子として生まれた尚円は、思想家・荘子「逍遥遊」に登場する伝説の鳥、大鵬に自らをなぞらえ、生まれた島を離れた。

15世紀から19世紀まで続いた琉球王国の初代国王となる尚円の旅立ちだ。尚円の故郷、伊是名村では今も毎年4月に玉御殿に葬られた尚円王を供養する行事、「公事清明祭(くーじぬしーみー)」が執り行われる。

沖縄の伝記に名を残す伊是名村だが、その歴史が揺さぶられつつある。伊是名村の有する2つの無人島、屋那覇島と具志川島は、中国を含む外資によるリゾート開発計画が報じられた。関係者は、中国共産党の政治的な狙いを疑う。「琉球の歴史の乗っ取りではないか」。

試される日本の姿勢


2月初旬、山東省青島出身の30代女性が沖縄県の無人島・屋那覇島を「日本の無人島を購入した」とTikTokで流した動画が波紋を広げている。中国国内のポータルサイトが取り上げ「中国の領土が広がった」「軍事基地を作ろう」などの書き込みも見られる。

屋那覇島をめぐっては、東京都の中国コンサルティング企業がリゾート開発のために2年前に取得したと公表している。島の約半分の土地が2020年から2度に渡り競売にかけられたが取り下げられた。女性とコンサル企業との関係について、大紀元は問い合わせている。

松野官房長官は10日および13日の記者会見で2度に渡りこの問題に言及した。松野氏は…………

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