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中国で今年も「アフリカ豚熱」感染爆発 減産に飼料コスト高で豚肉価格の高騰は必至

世界で最も多く豚肉を生産し、また最も多く消費する中国。しかし、その中国では、今年もアフリカ豚熱(ASF)が感染爆発している。

中国におけるアフリカ豚熱の流行は過去に何回も起きているが、近年では、ほぼ毎年発生している。疫病による豚の減産や飼料コストの上昇も重なり、中国の豚肉価格の高騰は止まるところを知らない。

感染豚の食肉は、すでに流通している


こうした状況が常態化している背景もあって、養豚業者は「(中国の)市場には豚熱に感染した豚の食肉が多く出回っている」と警鐘を鳴らす。

このアフリカ豚熱(African swine fever;ASF)は、豚熱ウイルスに豚やイノシシなどに感染し、しかも致死率が高い伝染病。予防に有効なワクチンや治療法はなく、現段階では殺処分する以外に対応策はない。

中国の華創証券は13日、アナリストがまとめた調査報告書を発表した。それによると、豚熱ウイルスの検査を行う企業のデータから見て、春節の連休後から同病の感染が爆発的に増えているという。

感染した豚の単月の頭数が…………

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●大紀元エポックタイムズ