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札幌(とnoteに)に戻ってきた

と言っても、札幌は一週間だけだが。

現在お世話になっている大学(大正大学)のゼミ合宿が札幌に決定したので、個人的に前後に少しずつ延ばして、一週間滞在することにした。今は、新千歳空港からのエアポートライナーに乗車している。

今の自分にとって実家と言える実家もなく、かといって某那珂湊は、どちらかと言えば「職場」に近い。そうなると、俺に取っての札幌は「実家」的な位置づけに近いような気がしている。

電車は札幌に向かって進んでいく。恵庭では花火大会のようだ。新千歳空港から札幌に行く時間は(撤退する原因とは言え)感覚としては嫌いではない。互いの土地の感覚をリセットする時間にちょうど良いと感じる。東京に住んでから何回か行ったけど、福岡とか沖縄はそれが足りないのだ。

2020年1月に東京に戻って以来、一言で言えば俺は「膨張」している。
(筋トレと会食で作り上げた体が象徴的と言えば象徴的だが)、資産を形成し運用する一方で、中小企業診断士という資産価値のある国家資格を取得し、株式会社を一社、NPOを一社経営するようになった。一方で、業務委託費用や事務所家賃として、毎月少なくない金額を使っているし、キャッシュアウトの不安は常にある。最近いつも考えていることは売上のことと、キャッシュフローのこと、銀行に対する融資計画のことだったりする。もちろん「成長してる」と言えなくもないし、望んでいた未来に近いものではある。が、しんどいと感じることもある。

ふと思えば、札幌にいた頃の生活とは全く変わっていることに気づく。あの頃から仕事は忙しかったし金はなかったが、もうちょっと手の内に収まっていた感覚はある。現場の仕事がメインだったからかな。そういえばあの頃はタクシーやUberEatsはあまり使わなかったな。あまり言語化はできないな。

この一週間の滞在、少し昔を思い出して、今の生活を振り返る機会にできれば良いと考えている。昔やっていた良いことがあれば取り戻したいし、悪癖に気づけたらそれも良い。「実家」の機能って、まさにそんなところにあるのではないだろうか。そして、そういえばあの頃やっていて、今やってないことってnoteがあったな、とふと思い出して、noteを立ち上げ、執筆しているのが今、ということ。他にやらなきゃいけないこともあるんだけどね。

さて札幌駅に到着した。時間はもう19時。飯を食べたら、スタバの閉店時間まで仕事をしよう。どこかで写真を撮って掲載したら、この記事はサクッとアップロードしてしまおう。

札幌のスタバは23時までやっている。昔のように頑張るぞ。

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