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みなとメディアミュージアムの成り立ちについて〜なぜ、どうやって生まれたか〜

0.はじめに

茨城県ひたちなか市那珂湊でやっている小規模地域芸術祭「みなとメディアミュージアム」について「どうやって始めたんですか?」とか「なんで始めようと思ったんですか?」みたいなことをよく聞かれます。

聞いていただけるのは嬉しい一方で、調べりゃわかることを調べてないことを聞かれることも多いので、有料ページをつくっておこうかなと考えました。過去のことを何度も語るのも自分にとってあまり良いことではない気がするので、一度棚卸ししてしまおうという目的もあります。まあ、小規模地域芸術祭を若者二人が行政の支援も縁もゆかりもなく、立ち上げたこと自体なかなかない話ですし、これまでの無料のコンテンツでは語っていない部分や多少のお恥ずかしい話まで語ろうと思いますので、多少の経済的価値はあるかと思います。

こんなページをつくりましたが、喋っちゃう時は喋っちゃうと思います。MMM実行委員のみなさまには昔の知見を惜しむ気は一切ないし、他の芸術団体のコンサルや講演、あるいは大学の授業などでもどんどん話します(なのでコンサルや講演のお誘いお待ちしてます!)。

もちろん田島の語りなどに、お金出したくないという人も多いと思います。無料のコンテンツも探すと結構出て来ます。例えば、田島の博論を国立国会図書館で読んでいただくか、いくつかの過去記事なり過去インタビューなりを読んでいただくだけで十分な人も多いと思いますので、まずはこちらをご一読ください。

では、有料ページに入ります(有料ページは敬体ではなく常体で書かせてください)。また購入して読んだ上で、もうちょっと聞きたいことがあったら、ぜひご連絡ください。どんどん加筆して、これだけ読めばMMMの最初がわかるページをつくりあげたいと思ってます。


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