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理科・社会を学ぼう(小・中学生編)

どちらかというと中学生、あるいはインターナショナルスクールや現地校に通っている小中学生が対象となるお話かもしれません。

まず前提として、理科と社会の学習は重要であるということです。

海外生の場合、帰国生入試また首都圏の私立高校入試において、理科と社会が試験科目にないという事情があるため、どうしても後回しになりがちな科目です。

ただ、小6(12歳)、中3(15歳)までに、捨て科目を作ってしまって本当に良いのかと問われると、「ダメだよな…」と直感的に分かると思います。
ダメというか、「もったいない!」と自分は思ってしまいます。

このテーマについては、回を改めて詳しくお話していきます。

今回は、「実は理科と社会を学習するきっかけはそこらじゅうに転がっているぞ」というお話です。

もう少し平たくいうと、「おもしろそうだな」と思うきっかけがムチャクチャたくさんあるぞという感じです。

もしかすると、理科と社会のおもしろコンテンツが溢れかえっていて、逆にスルーしてしまっているのか?とさえ思ってしまいます。

分かりやすい例としてYoutubeを考えてみましょう。
このプラットフォームはみなさんご存知のように基本はタダですよね。

塾の先生がこういうことを言うと問題があるかもしれませんが、「理社の学習をするのに別に塾に行かなくてもいいんじゃない?」と思ってしまいます。

もちろん、受験ということを意識すれば体系立てて学習する必要があるので、相当計画的に構成を考えて視聴するコンテンツをプログラムできる人でないとYoutubeだけで受験対策をするのは難しいと思いますが、「おもしろい!」と思うきっかけを掴んだり、色んな視点や、ある分野について深く知っていくという点においては、Youtubeのコンテンツは相当充実していると思います。

例えば、「火曜日19:00~21:00 理社(Youtube)」みたいな時間割にしてもいいんじゃないでしょうか?

塾代もかからないです。
塾の先生もYoutube見て学んでいますし、相当深いものも多いです。

塾の先生のくせに塾不要論者のようなことを言っていますが、我々塾関係者も従来と同じような授業スタイルで同じような思考をしていると、Youtubeに勝てなくなるということでもあります。

コンテンツを選ぶにはセンスが必要ですが、まずは「きっかけ」です。

一つでも「おっ!」と思うものがあれば良いわけで、そんな機会は実はそこら中に溢れているのが今の世の中です。

検索するのに主体性が必要でありあすが、主体的に学ぶという姿勢もこれからさらに重要になるわけですから、良い機会になるはずです。