ブルバキの妹、のためのメモ①

 ブルバキとシモーヌ・ヴェイユの思想には何か関りがあるのだろうか。
 試しに“Bourbaki Simone Weil”でGoogle Scholarで検索をかけると500件弱ヒットする。もしかしたらこの中に上記について論じたものがあるかもしれない。
 私の知る限りでは、アクゼル『ブルバキとグロタンディーク』には少し記述があった。ブルバキのメンバー達が、シモーヌを彼らのマスコットのように扱っていたとか(記憶違いかもしれない)。またマシャル『ブルバキ』には、シモーヌとブルバキのメンバー達が一緒に写っている写真が2枚掲載されていた。彼らの間でどのようなやり取りが交わされていたのか、興味をそそられる。またシモーヌと兄アンドレとの書簡集にもなにがしかのヒントがあるかもしれない。
 ちなみにブルバキとシモーヌ両方から影響を受けた哲学者として、ミシェル・セールが挙げられる。

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