極彩色！可愛すぎるプラナカン建築に泊まるペナン島の旅
povo×Peach『世界青年電波隊員』募集キャンペーンの冒険報告です。
カラフルでポップな街並みが可愛い過ぎるペナン島！憧れのプラナカン建築に泊まれる、本物のアンティーク尽くしの建物や家具が贅沢なおすすめホテル3選です！(宿泊レポあり)
まずは、プラナカンって人なの？建築物？それとも文化？を整理してみました。
プラナカン(peranakan)とは？
プラナカンってどんな人？
プラナカン(peranakan)の中のに含まれるアナク(anak)はマレー語で子どもを意味しますが、プラナカンは子孫や末裔を意味しています。特定の民族や人種を指す物ではなく、少なくとも4世代以上、外からやってきて土着した人々を指しており、19世紀以降基本的には中華系の人々の子孫が「プラナカン」と呼ばれています。
中華系以外にもインド系、ユーラシア系、ムスリム化したインド系など多様なプラナカンのコミュニティもあり、プラナカン発祥の地である古都マラッカではインド系プラナカンの博物館を見学することもできます。
プラナカンといえば？
プラナカンといえば、西洋のバロック様式などとその土地の建築様式が融合されたプラナカン建築を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
典型的なプラナカン建築として、カラフルな色使いや華やかな飾り窓、装飾的なタイルが敷き詰められた通路などが特徴の、家と店舗が一体化した「ショップハウス」が挙げられます。日本ではシンガポールのショップハウスが有名ですが、古くからたくさんの民族が行き来していた、マレーシアのマラッカやペナン島にも多くのショップハウスが存在し、「街が丸ごと美術館」と言ってしまっても決して過言ではない華麗な街並みを形作っています。
こちらのショップハウス、次々と並んでいるのも愛らしい街並みの一部ですが、意外に奥行きは広く、日本の京屋のような作りです。イギリス統治時代の税金対策でこのような形になったらしく、なんだか親しみを感じてしまいます。
ショップハウスは、プラナカンが定住していったシンガポールやマレーシアに加えて、インドネシアなどでも見学可能です。
プラナカン料理と言えば？
典型的なプラナカン料理と言えば、「ニョニャ料理」。マレーシアに定住した中国人男性(ババ)と、現地女性(ニョニャ)が結婚し、生まれた料理です。
中華系の食材をココナッツミルクや東南アジアのスパイス、調味料などで味付けした、コク×フレイバーがタマラナイ大注目の美食です！
華人が多く、マレーシアのミシュランやビブグルマンの多くが集まる美食の街ペナンでは、たくさんのマレーシア料理や本格中華だけでなく、現地ならではのニョニャ料理を味わうことができます。
ペナン島で極彩色のプラナカン建築に泊まる！おすすめ3選
街中が博物館＆レストランと言っても過言ではないペナン島で、カラフルなプラナカン建築が可愛い過ぎる、Hotel Penaga(ホテルペナガ)に泊まってきました！
最後まで迷ったショップハウスのホテルもおすすめとして加えておくので、予算に合わせて参考にしていただければ幸いです。
Hotel Penaga(ホテルペナガ)@宿泊レポート
今回宿泊したのはホテルペナガ！
本物のアンティークが楽しめるホテル内、特にバーカウンターの長テーブルや照明が素敵だったので、次回はこちらでぜひ一杯いただきたい！
お部屋の中は写真で紹介します。
広々のデラックスキングルーム、ジェットバス付、3平米に宿泊しました。
窓を開けるとステンドグラスです！
お部屋はとても広く、寛ぎスペースも十分。長椅子にテーブルセット、3人がけのソファー、ライティングデスク。フロントでは「……お一人様ですか？」……はい😭www広々使わせていただきます！
アメニティセットは中国製でとても良い香り！
キングベッドはふかふかで最高の寝心地だったし、お風呂はジェットバスだったので、歩き疲れた足にはかなり嬉しかった……！
マレーシアっぽい激甘の砂糖入りコーヒー
深夜便でペナン島になんとか辿り着き、ホテル到着は深夜を回っていましたが、スタッフさんが笑顔で待っていてくれました。
夕方送った「到着は深夜0時過ぎてしまいます。」というメールにも「24時間フロントはオープンしているので、安心していらしてくださいね！」とすぐに返信があり、とても助かりました😂
チェックしていなかったけれど朝食もついており、フルーツからシリアルや洋風の朝食、シューマイや肉まん？などの中華、ロティチャナイ、ミーゴレンカレーパフなどマレー料理なども色々揃っており、ホテルの朝食だけで満腹になってしまうような大満足のラインナップ！
ロティチャナイ、パロタ、カレーパフ、ミーゴレン
お部屋、テーブルセット、食器まで可愛く、外で食べるつもりだったのにかなりしっかり食べてしまう、豆カレー美味いな😂💓
チェックアウト後の荷物預かりも、フロント前の鍵付きの部屋でしっかりしてくださいました。ありがとうございます！
住所: Corner of Jalan Hutton & Lebuh Clarke, ジョージタウン, 10050, マレーシア予算:9,000円前後(朝食ビュッフェ付き)
Jawi Peranakan Mansion(ジャウィ プラナカン マンション)
本物のアンティークの机や調度品、猫足のバスタブ、「ザ・プラナカン！」な雰囲気を感じられるドアにカラフルなタイル、装飾性の高いステンドグラス、様式の入り混ざった庭園。空室があればぜひ泊まってみたかった……！
住所: 153, Jalan Hutton, ジョージタウン, 10050, マレーシア予算:15,000円前後
Carnarvon House
ショップハウスらしい狭い入り口から入ると、装飾性の高い木製のドアが出迎えてくれます。奥行きのある共有部分に置かれた家具や階段もアンティーク。こんな価格で泊まれるなんて信じられない安さなのに口コミもばっちり。
廊下や窓が見渡せる、パステルブルーのKimberleyルームが素敵そう！
住所: 28 Lorong Carnarvon, ジョージタウン, 10100, マレーシア予算:5,000円前後
街中が博物館、そして最高のレストラン♡
寝ている時間を除いたらたった4時間足らずの滞在で、ホテルと推しのレストラン以外はほとんどどこにま行くことができませんでしたが、タクシーから覗いた街並みは極彩色。歩道のタイル１つとっても可愛いすぎ！
行きたいレストランは10件超えを6件まで絞っていたけれど……😭また次回です。
ちなみに、私が泊まったホテルペナガはロティチャナイ店がたくさんあるトランスファーロードの隣で、マレーシア最古のナシカンダーやミシュランのペナンラクサのお店も徒歩圏内にあり、最高の立地だったことも付け加えておきます！
駆け足でもここに2週間は滞在したいと思えるアートと美食の街ペナン、ジョージタウンでした。
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