![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83947411/rectangle_large_type_2_e680c430873d95cd95a503cee9faa439.jpeg?width=800)
COぷち話2「特性のある子の こだわり について」
COぷち話2「特性のある子の こだわり について」
こんにちは、支援教育コーディネーターのepiです。
さて、今日は特性のある子の「こだわり」についてお話しさせてくださいね。
おまんじゅうを買うなら絶対このお店!シューズ買うなら絶対このメーカー!
だれにでもある「こだわり」。
こだわりの少ない私だって、お米だけはコレ!というのがありますよ〜。
でも、
「こだわり」のせいで、社会生活や学校生活がままならなくなってしまう。
それが、特性のある子の「こだわり」です。
とにかくとことん追求。
他のものには目もくれない。
言葉通り「寝食を忘れて」しまうほど没頭。
食事だと呼んでも食卓にこない。
朝まで没頭して、学校に行けない。
そのことにお金をつぎ込んでしまう。
電車
レゴ
折り紙
ゲーム
etc.
でも、理由は本人の特性の
・自己コントロール機能の弱さ
・想像力の欠如
にあるので、わがままとかではないんです。
◆自己コントロール機能の弱さ
これがあるので、途中でストップするのは、本当に本当にきついんです。
みなさん、おしっこしているとき、うんちしているとき、途中でとめようとするの、難しくないですか?最後まで出しちゃいたいですよね?
それは、私達が、おしっこを途中でとめるコントロール機能が弱いからです。(訓練していないからあたりまえですが・・!)
これと同じように、こだわりの強い子は、こだわっていることを途中でストップするのは、おしっこを途中でストップするのと同じくらい嫌なんです。最後までやりたいんです。
行動を制限する自己コントロール機能が弱いということですね。
◆想像力の欠如
これがあるので、「これをずっとつづけたら、明日起きれなくなるなー」「これをつづけたら、宿題やれなくなるなー」「そしたら、学校で先生から怒られるなー」
ということが、想像できないんです。
「いやいや、今まで何度も言ってるし!」
と、保護者のみなさんなら、おっしゃりたいですよね。
そうなんですよ。何度も伝えているのに。そして痛い目にもあっているだろうに。
それでも、想像できないのが、「特性」!!なんです。
もしくは、想像できても、目の前の「やりたいこと」のほうが重要度が高くなってしまい、自分を止められないのが「特性」!!なんです。(これは、先ほどの◆自己コントロール機能弱さ でもありますね)
だから、夜中ゲームをやってるときは、「明日起きれる」って思ってるんです。
もしくは「明日起きるとか、わからんけど、とにかく今ゲームやりたいの!」って思っているんです。だから「明日起きれる」っていうんです。
「宿題、ゲームのあとやる」って思っているんです。
もしくは「宿題とか、わからんけど、とにかく今ゲームやりたいの!」って思っているんです。だから「宿題、ゲームのあとやる」っていうんです。
でも、、、実際ゲームが終わってから、できるわけもなく。「約束したじゃない!」と怒られてしまうんですよね。
ということで、今回は、特性のある子たちの「こだわり」について、本人の気持ちを私の知ってる範囲でお伝えしてみました。
おしっこ、途中でストップ・・・いい例えだと思いませんか??
では、こだわり行動を、どうやったら終わらせることができるのか。
今まで、特性のある生徒たちと一緒に試して、一番成功率の高かった方法を、家庭バージョンにして、「COぷち話3」でお話しますね^^
ではまた〜♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?