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COぷち話2「特性のある子の こだわり について」

COぷち話2「特性のある子の こだわり について」

こんにちは、支援教育コーディネーターのepiです。
さて、今日は特性のある子の「こだわり」についてお話しさせてくださいね。

おまんじゅうを買うなら絶対このお店!シューズ買うなら絶対このメーカー!
だれにでもある「こだわり」。
こだわりの少ない私だって、お米だけはコレ!というのがありますよ〜。

でも、
「こだわり」のせいで、社会生活や学校生活がままならなくなってしまう。
それが、特性のある子の「こだわり」です。

とにかくとことん追求。
他のものには目もくれない。
言葉通り「寝食を忘れて」しまうほど没頭。
食事だと呼んでも食卓にこない。
朝まで没頭して、学校に行けない。
そのことにお金をつぎ込んでしまう。

電車
レゴ
折り紙
ゲーム
etc.

でも、理由は本人の特性の

・自己コントロール機能の弱さ
・想像力の欠如

にあるので、わがままとかではないんです。

◆自己コントロール機能の弱さ

これがあるので、途中でストップするのは、本当に本当にきついんです。

みなさん、おしっこしているとき、うんちしているとき、途中でとめようとするの、難しくないですか?最後まで出しちゃいたいですよね?
それは、私達が、おしっこを途中でとめるコントロール機能が弱いからです。(訓練していないからあたりまえですが・・!)

これと同じように、こだわりの強い子は、こだわっていることを途中でストップするのは、おしっこを途中でストップするのと同じくらい嫌なんです。最後までやりたいんです。
行動を制限する自己コントロール機能が弱いということですね。

◆想像力の欠如

これがあるので、「これをずっとつづけたら、明日起きれなくなるなー」「これをつづけたら、宿題やれなくなるなー」「そしたら、学校で先生から怒られるなー」

ということが、想像できないんです。
「いやいや、今まで何度も言ってるし!」
と、保護者のみなさんなら、おっしゃりたいですよね。

そうなんですよ。何度も伝えているのに。そして痛い目にもあっているだろうに。
それでも、想像できないのが、「特性」!!なんです。
もしくは、想像できても、目の前の「やりたいこと」のほうが重要度が高くなってしまい、自分を止められないのが「特性」!!なんです。(これは、先ほどの◆自己コントロール機能弱さ でもありますね)

だから、夜中ゲームをやってるときは、「明日起きれる」って思ってるんです。
もしくは「明日起きるとか、わからんけど、とにかく今ゲームやりたいの!」って思っているんです。だから「明日起きれる」っていうんです。

「宿題、ゲームのあとやる」って思っているんです。
もしくは「宿題とか、わからんけど、とにかく今ゲームやりたいの!」って思っているんです。だから「宿題、ゲームのあとやる」っていうんです。

でも、、、実際ゲームが終わってから、できるわけもなく。「約束したじゃない!」と怒られてしまうんですよね。

ということで、今回は、特性のある子たちの「こだわり」について、本人の気持ちを私の知ってる範囲でお伝えしてみました。

おしっこ、途中でストップ・・・いい例えだと思いませんか??

では、こだわり行動を、どうやったら終わらせることができるのか。

今まで、特性のある生徒たちと一緒に試して、一番成功率の高かった方法を、家庭バージョンにして、「COぷち話3」でお話しますね^^

ではまた〜♪


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