はじめに
「救われる者は少ない」そう聖書が教えているのを知っているでしょうか。
このとおり、救われる人は少ないのです。
神様の力が足りないからでしょうか。
それとも、神様が救われる人を少ししか選んでいないからでしょうか。
これはとても大切なことですので、きちんと聖書から確認してみましょう。
神様のせいではない
神様の力が足りないから、救われる人が少ないのではありません。
このとおり、神様は全能であり、神様に救えない人はいません。
では、予定説を唱える人々の言うように、神様が救われる人を少ししか選んでいないから、救われる人が少ないのでしょうか。
いいえ。
このとおり、神様の御心は、すべての人が救われることです。
実際、主は、全人類の罪のために、自らの命を捧げてくださいました。
このように、神様の側に落ち度はありません。
カルヴァンの予定説は、(どんなに有名であろうとも)聖書に反する教えであることを覚えてください。
なぜ少ないのか
ではなぜ、救われる人は少ないのでしょうか。
イエス様はこう言っておられます。
これが聖書の教えです。
救われる人が少ない原因は、人々が聖書の教えを捨て、偽預言者に従うことを選ぶからです。
彼らは行いを否定し、多くの人を滅びに至る広い門へと入らせます。
そのために、人々は不法を働く者、すなわち律法に背く者となり、天の住人となれないのです。
収穫は多いんじゃないの
すると、「収穫は多いんじゃないの」と思われる方もいるかもしれません。
確かに、収穫は多い──はずでした。
けれど、働き手が少なくて、収穫が得られないのです。
偽教師がはびこって、真の働き手がいなくなってしまったからです。
多くの人が招かれているのに、実際の収穫は少ない。これは聖書の一貫した教えです。
その少なさは、主が次のように懸念されるほどです。
実際、多くのクリスチャンが、救いは神の予定によるものと思い込まされ、行いを否定し、安息日と十戒を汚しています。
この期間がこれ以上続くなら、救われる人は一人もいなくなってしまうでしょう。
これは聖書が教えていることです。
この状況こそが、大患難であることを覚えてください。
救われる人は非常に少なく、多くの人が、サタンの蒔いた毒麦に従っているのです。
この事実に目を向けて、真理に立ち返りましょう。
私たちは目を覚まし、一人でも多くの兄弟を助けなくてはならないのです。
おわりに
救われる者は少ない、これは聖書が何度も語っていることです。
その原因は、偽教師たちにあります。
彼らは神の言葉に混ぜ物をした偽の教えを持ち込んで、それを神学と称し、教壇から語っているのです。
背教は、もう起こっているのです。
その手始めとして、ローマに小さい国が現れ、時と律法を変えることが預言されていました。
この預言のとおり、ローマに現れた世界一小さな国、バチカンによって、安息日と十戒は変えられ、教会は彼の手に渡されました。
彼が持ち込んだ日曜礼拝は、次第に効力を発揮し、ついには聖書を上書きするまでになってしまいました。
「安息日は終わった」
「十戒も終わった」
「行いは無関係」
「救いは神の予定による」
「クリスチャンは全員救われる」
本当に聖書はそう言っていますか?
今一度、真理に立ち返って、聖書を学び直してみませんか?
正しいのは、いつだって聖書だからです。
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