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よちよちクリスチャンの聖書ノート

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幼子のようなクリスチャンの私が、幼子のような目で聖書から発見した真理をお伝えします。
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2021年11月の記事一覧

神の民とは

はじめに聖書には、神の民とか、聖なる国民という言葉が出て来ます。 これは誰のことを指しているのでしょうか。 一体誰が、神によって聖なる民とみなされるのでしょうか。 ご一緒に、聖書から確認してみましょう。 聖書の教える聖なる民聖なる民となるには、条件があります。 聖書は、神の契約を守る人が、聖なる民なのだと教えています。 契約とは、具体的に何でしょう。 それは十戒であると書かれています。 ですから、十戒を守る人が、聖なる民なのです。 エレミヤの預言神は十戒を与え

行いを土台とせよという教え

はじめに救いは行いによるのではないとはっきり聖書に書かれています。 にもかかわらず、行いを土台とせよと教える人がいます。 一体、誰がそんなことを教えているのでしょうか。 これはとても重要なことですから、ご一緒に聖書から確認してみましょう。 行いを土台とせよという教えそう教えているのは、イエス様です。 比べられているのは、「言葉を聞いて行う者」と、「言葉を聞いても行わない者」です。 もしこの箇所を、「御言葉を土台とせよ」とか、「イエス様を土台とせよ」と解釈していたの

私たちは何を励むのか

はじめに聖書には、励め、努めよ、戦えなどの言葉がたくさん出て来ます。 一方、努力によるのではない、行いによるのではないという言葉もたくさん出て来ます。 多くのクリスチャンが、このことで混乱しています。 今日、これらの言葉を整理して、真理を心の蔵に収めましょう。 義とされることについて聖書は、人が義とされるのは、律法の行いによるのではないと教えています。 と同時に、人が義とされるのは、行いによるとも教えています。 前者は、律法遵守による自力救済は不可能であることを教

不法の者は来ています

はじめに聖書は、まず背教が起こり、不法の者が現れ、それから再臨があるのだと教えます。 不法の者とは何でしょう。 これが何であるかを、聖書はちゃんと教えてくれています。 それなのに、多種多様な神学が、この真実を隠しているのです。 今、教えられてきたことを脇に置き、不法の者とは何か、聖書からしっかりと確認しましょう。 不法の者について書かれた手紙不法の者については、「テサロニケ人への第二の手紙」に書かれています。 これを読み解くには、当時の人々の視点に立って読まなければ

大患難とは何か

はじめに聖書には次のような言葉があります。 かつてなく今後もないような大きな患難とありますから、人類史上最大の患難が起こるというのです。 この大患難について、多くの人が誤解していることがあります。 それは、大患難が、神の怒りや、神の裁きだと思っていることです。 このことについて、聖書は何と教えているか、ご一緒に確認してみましょう。 出来事の順番大患難、再臨、そして様々な災害は、どのような順番で起こるのでしょうか。 イエス様の説明によると、大患難ののちに、太陽や月が暗

【緊急】イエス様がすぐに来るそうです

はじめに衝撃的なタイトルですみません。 しかし、イエス様の最後の言葉をご存知ですか? 「父よ。わが霊を御手にゆだねます」とか、「完了した」という言葉を思い出すかもしれませんが、それはイエス様が復活前に言われた言葉です。 主は、復活後も弟子たちに現れ、数々の言葉を残されました。 その最後の言葉は、聖書の一番最後にあります。 「しかり、わたしはすぐに来る」これが、御使いを通してイエス様が語られた最後の言葉です。 この言葉を、皆さんは信じているでしょうか。 実のところ

これが律法からの解放です

はじめに聖書は、キリストを知った私たちが、律法から解放されることを約束しています。 「律法からの解放」とは何でしょうか。 もしかして、「律法を守る必要がなくなり、罪を犯しても裁かれなくなった」と考えてはいませんか? 罪を犯す人は滅びるクリスチャンに向かって、聖書は次のように教えます。 まずはこのことを覚えてください。 律法からの解放とは、律法を守らなくてもよくなったことではありません。 そもそも、律法がなければ罪とならないのではありません。 律法からの解放とは聖書

教会についての三つのキーワード

はじめに教会を表すキーワードが三つあります。 燭台、神の宮、奥義です。 これを理解しないでは、今起こっていることを正しく知ることはできません。 とても重要なことですので、ご一緒に確認していきましょう。 キーワードその1「燭台」燭台は教会を表すのだと聖書に書かれています。 世間では、建物のことを教会と呼びますが、 聖書のいう教会とは、クリスチャンのことです。 燭台は、神様への道を照らす光であり、私たちがその光なのです。 本来、クリスチャンは、「善い行い」をして、人

大淫婦の正体

はじめにこの記事は、教会についての三つのキーワード、燭台、神の宮、奥義について理解したなら、次に何がわかるかを確認する記事です。 前回の記事をまだ見ていない方は、先にそちらをご覧になることをお勧めします。 ↓↓↓ さて、燭台、神の宮、奥義、これらが教会を指すことがわかったなら、次に何がわかるのでしょうか。 ご一緒に聖書から確認していきましょう。 再臨の前に起こること再臨の前に起こることについて、聖書はどう教えているでしょうか。 まず背教が起こり、不法の者が現れて、神

赦されない罪とは

はじめに聖書は、赦される罪と、赦されない罪があると教えます。 赦されない罪とは何でしょうか。 ご一緒に、聖書から調べてみましょう。 そもそも、罪とは何かまずは、罪とは何かをはっきりさせておきましょう。 クリスチャンであっても、罪とは何かを理解していない方がおられます。 殺すな、姦淫するなとあるように、罪とは、神の律法である十戒に違反することです。 では、何もしなければ罪を犯さないということになるのでしょうか。 それも違います。 何もしない罪というものがあります。

60万人中、2人しか救われない理由

はじめにかつて、男だけでも60万人という数のイスラエル人が、モーセを通じてエジプトから連れ出されました。約束の地カナンへ入るためです。 ところが、連れ出された人々のうち、約束の地に入ったのはヨシュアとカレブの二人だけでした。 民の大部分は、滅ぼされてしまったのです。 この悲惨な出来事が、私たちへの警告であることを、一体どれだけのクリスチャンが知っているでしょうか。 これは私たちに対する警告である民の大多数が滅ぼされたのは、私たちへの警告であると聖書は教えます。 「この

迫害を受けていますか

はじめに聖書には次のように書かれています。 私たちがキリストの道を正しく歩むなら、必ず迫害を受けると聖書は教えます。 この迫害を、あなたは受けているでしょうか。 もし受けていないとしたら、それはどうしてでしょうか。 世に属する人は迫害を受けない主は次のように教えます。 もし迫害を受けていないのだとしたら、それはあなたが世に属しているからです。 厳しく聞こえるかもしれませんが、どうか、目をそらさないでください。 そのような人は、キリストに属していません。 神の敵対

本当の救いの確信

はじめにあなたは救いの確信を得ていますか? 救いの確信とは何でしょう。 ある人は、信じた人はすでに神の子とされており、それによって救いが確定しているのだと教えます。その確定を疑うことは不信仰であり、罪であるとさえ教えます。 それが救いの確信なのでしょうか。 ご一緒に、聖書から確認してみましょう。 神の子とされる特権確かに、私たちは神の子とされる特権を得ています。 というのも、私たちはキリスト・イエスと婚約状態にあるからです。 配偶者となるわけですから、御子であるキ

私が日曜礼拝をやめた理由

はじめにかつて私は日曜礼拝を行っていましたが、今は行っていません。 代わりに、日々の礼拝と、安息日を守っています。 こう言うと、多くのクリスチャンが違和感を持つことはわかります。 私もそうでした。 それでも、私は日曜礼拝をやめました。ちゃんとした理由があってのことです。 その理由について、皆さんも知っておいて損はないと思います。 安息日を守る人への以前の印象前々から、安息日を守る人たちがいることは知っていました。 私はそれを、一般的でない、奇妙な習慣のように思っていまし