神の真似事。

赦すという事を時に
愚かだと 思う事があります

皆に優しくあろうとする自分が時に
滑稽に 見える事があります

心半分 諦めているし
もう半分は「 」

-羅列-

鍵穴の下で朽ち果てる蜻蛉の死骸
薄汚い海を泳ぐ遊覧船
肉片の転がる通学路
フェンスに絡まる真夏の蛇
愛する人のいない箱庭

小さな町の、

白い悪魔は
いつかのあの子を
救ってはくれなかったし

君の夢はもう叶えられない

茶番でしか無い

だからこそ、
詩とも呼べぬこの吐き溜めに
心の拠り所を求めてしまうのであります。

だからこそ、
せめて大切な貴方達の大切な一日くらいは
人を憎まずに生きてみたいのです。

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