Unity1Week(2Days)振り返り

 えふぇ子です。今回Unity1Week(Unityを使ってお題に沿ったゲームを1週間で作り上げるイベント)に初めて参加したので、その経過と感想を残します。

1Weekのゲームが公開されているページはこちら

https://unityroom.com/unity1weeks/15

私のゲームはこちら



0日目

 お題が「逆」と発表されました。しかし、このとき私は一週間後に学年末テストを控えていたのでさすがに参加はできないなぁ、と見送る予定でした。無念。


1~3日目

 特に無し。テスト勉強もあまり無し。


4日目

 学校から帰ってきた後に政府が休校要請を発表。高校の皆がテスト勉強を放棄。進学校とは何だったのか。


5日目

 学校が休みになりテストも潰れるのでは、という雰囲気が漂い始める。実際他の都立上位校は放課後あたりから次々とテスト中止を発表。しかし我が校は発表せず。


6日目

テスト中止決定。これはUnity1Week参加できるのでは?と思い立ち午後からアイデア出し。Unity2Daysスタートです。

とりあえず出た案が「なんか白黒を反転させていってプレイヤーを動かして(略)」「漢字の筆順とは逆に消していくゲーム」の2つ。前者はアイデアがふわふわしすぎていて完成形も思い浮かばなかったので漢字ゲームを選択。このときの私は「素材作りも楽そうだし2日でも完成するよね」と余裕ぶっこいてました。

 しかーし。漢字のパーツ(?)を順番に消していくということは漢字のパーツがバラバラになった素材を作らねばならぬということを失念していたのです。なんてこったい。とりあえず問題に使う漢字を決めて(全部で24字あるのですがもう少し減らしていたら作業量も減ったのにな……と思います)素材作り開始。慣れないIllustratorを使っての作業に苦戦。それでもなんとか素材作りが終わりました。今日中にシステムを作ると言っていたやつはどこの誰でしょう。


7日目

 早起きして即Unity。結論から言うと、この日は朝から19:45までほとんどゲームを作っていました。楽しいけど軽く地獄。背景やBGMの素材を探しつつゲーム画面を整え、12:00近くになってやっとスクリプトを書き始めました。シンプルな作りなのが救いでした……。

 少し手間取ったのが効果音でした。ゲーム開始時のちょっとしたサウンドと、漢字のパーツを消した時の2つの音が中々見つからず。探す時間も惜しかったので、こうなったら自作してやろうとDAWを起動し、琴の音色をポチポチ。あって良かったCakewalk。漢字のパーツを消した時の音は筆のようなシュッという音を使いたかったのですが、フリー素材では無いし、自作ではそんな音は作れないので琴で陽音階を奏でるというところで妥協しました。

 初のランキング実装も無事終えて19:49に滑り込み投稿完了。1.5日間に渡る短いようで長い戦いが終わりました。


結果

 期間中の評価数が78くらい、コメント数が18でした。沢山の人に遊んでいただけたので満足です。

 順位は総合18位、雰囲気25位、サウンド7位(!!)でした。初参加&2Days作品にしては結構良いところまで行ったのではないでしょうか。


Unity2Days感想

・ゲームって2日でも作れるんだね。相当疲れるし2度とやりたくないけどね。

・漢字を消した時の効果音を色々な人から誉めていただいたのが意外でした。妥協案だったのに。怪我の巧名というやつですね。

・雰囲気が良いというお褒めもいただきました。和の世界観統一は力を入れていたので嬉しかったです。

・実況者さんにも何人か取り上げていただけて嬉しかったです。あの方々誉めるのが上手い。

・ランキングを実装して正解でした。プレイヤー同士の張り合いもそうですが、良いタイムが出揃ってくると「ああ、皆夢中でタイムアタックしてくれてるんだなぁ」と2日間の苦労が報われる気持ちになりました。特にwkwksan、35秒なんて記録どうやって出したんですか……弟子にしてくだせぇ。

・かなり急いで作っていたが故の操作性の悪さが反省点でした。漢字をクリックしたかどうかの判定方法をあまり吟味せず、EventTriggerのPointerClickを使っていたのですが、急いでクリックすると上手く判定されないことが多々ありました(実況見て気づいた)。後々からPointerDownにした方がやり易いと気づき、修正はしました。が、評価期間の最後の方だったのでもう少し早く気づければなぁと。


 以上、(コロナウイルスによる高校の動向と)Unity1Weekに参加してみての振り返りでした。また次も参加したいですが来年度からは受験生なのでどうなることやら……また2Daysになる予感も…………。

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