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ペン立て紹介

今回のオープニングトークは最近のちょっとした失敗談について。

5月の話にはなりますが私、40℃台の風邪を引きました。解熱剤を飲んで37℃まで下げ、近くの病院まで自転車を漕いで行ったわけですが
その病院が中々に大盛況でして。

まあそれで受付を済ませ、しばらく待合室で待機。
しばらくの間、待合室には沈黙が続きます。
私は少し気まずさを感じながらポケットの中からスマホを取り出し、母親から送られてきた心配のLINEに返信を送ります。
暇だしYoutubeでも見ようかな。
その瞬間。
「今回○●□▲たわみについて★※!!!!!」
それまで静謐を湛えていた待合室を突如、爆音が掻き乱しました。

前に音量MAXにしたまま、ボリュームを下げ忘れていたのです。本当に、それはそれはとんでもない音量で流れました。
幸いにして材料力学の動画だったためギリギリ致命傷ってところですが...
待合室に居た老若男女、全員の目線がこちらに集まります。
こんなに注目されたのは高校時代、遅刻して教室に入った時以来です。

心の中は「もういっそのこと殺してくれ」と叫んでいましたが少しだけ聞こえないフリをしながらまた動画の続きを再生します。
そして診療が終わり無事帰宅。
私はボロボロになった心と体を完治させるのに4日も費やすことになりました。

日頃のうっかりは最終的に悲惨な結果を招きます。
皆様もどうかお気をつけて。


さて2回連続で前置きが長くなりました。
今回は「筆箱に入れるほどは使わないけど出番は一応ある」という中途半端な位置である
ペン立てに刺さっているペンの供養をしていきます。
言うなれば1.5軍。補欠と言ったところ。私も部活でそんな立ち位置だったので親近感が湧きます。
しかし私と違ってちゃんと使われる予定なので筆箱紹介という檜舞台で見れる日を楽しみにしていてください。


1.ツープラスワンDX/PILOT

かっこいい蝕刻パターンが目を引く多機能ペン。
しかし優秀なのは見た目ではなく実用面においても優秀です。
世界初のシャープ+赤黒ボールを搭載した多機能ペンである2+1ですが、そんな生きた化石っぷりとは裏腹に現行の多機能ペンにも引けを取らないほど使いやすいです。

このペンはいわゆる振り子式。
通常ならば振るとうるさいだとか故障しやすいだとかそういう欠点があります。
しかしこいつは振ってもうるさくないし故障も滅多にありません。
そればかりか他の多機能の追随を許さない圧倒的ブレの少なさというクソデカ長所さえあります。

こんな魅力的なペンをどうして使わないのか。
理由は役割が被ってしまうからです。
私は黒をSMASHのボールペン、赤をスタイルフィットに任せています。
後者はともかく、前者には思い入れがあります。
中々外せない存在のために2+1は現在無用の長物と化しているのです。


2.製図用I/クラフトエー

こちら、現行モデルにはない柄のものです。
ビー玉だったかおはじきだったかにこんな柄があったことを思い出しました。非常に清涼感のある見た目をしています

柄も気に入ってて、なおかつ書きやすい。

しかし普段使いできない理由があります。
グリップが非常に滑りやすいためです。

いわゆる旧型と呼ばれるこのモデルですがこれが本当によく滑るのです。
とにかく溝が浅く、少しでも汗をかこうものならしっかり握れなくなります。
旧々型、現行型は大丈夫らしいのですがね...

グリップ力を上げる方法がなにかないか、なにか妙案を思いついたら挑戦してみたく思います。


3.アルトロ/ロットリング

ティンテンクリの後継的な位置付けにあるアルトロ
中空パイプ式とかいう面白い原理で文字を書くことができますが詳細は省略いたします。
そもそも上手く説明できる自信がないのでね。

ラピッドグラフやイソグラフなど製図ペンと原理は同じですがあちらは製図用に対しこちらは一般筆記用。
一定の太さで書く必要はないためにインクフローは非常に潤沢であり、細字はともかく太字の方で漢字をまともに書こうとするとかなりキツイです。
ですので私はハイライターを入れマーカーとして運用しています。

しかし使い手が中々にズボラなため手入れが要らない無印のマーカーに逃げているというのが現状です。
こういうおもちゃっぽいデザイン、めちゃくちゃ好きなので今後は使っていきたい所...


4.STEIN/ぺんてる

2で挙げたクラフトエーの内部機構取り要因として購入したもの。
旧型はSTEINと互換性があるので便利です。

元々こいつを探し回っていたのですが、とうとう寮から自転車で少し飛ばしたところにある店で発見いたしまして。
その店の品揃えが非常に良かったんです。
最新の限定モノから廃番となってしまった新しめの商品まで置いてありました。
いつか常連として顔を覚えられそうです。

それはそうと、この軸の色。
非常に綺麗ではないでしょうか?
グリーンとは書いてあったもののどことなく青みがかっておりエメラルドグリーンのような色をしています。

この軸の色、非常に好みではありますがやはりパンチンググリップが手に合わないのです。
握っていて手が痛いです。
しかし内部機構はさすがのぺんてる製、書きやすいのは確かです。
なにかいい方法はないのでしょうかね...


5.ローラーボール/カキモリ

1本2200円ですがメルカリにて2500円で2本購入できました。
やっぱりインクの色が見える透明軸は最高です。
見た目も良いですしどの色が入っているかすぐに分かるので。

以前、パチSafariを使ったことがありますが
それとは比べ物にならない程の掠れの少なさ。
ローラーボールとしての機能は申し分ありません

こちらは現在廃番となっているモノになります。
なんでも今夏リニューアルして帰ってくるらしいので楽しみに待ちましょう。


6.マルスルモグラフ/steadtler
&
鉛筆キャップ590エディション/カンダミサコ

ステッドラーといえば青い鉛筆。
もう既に誕生から100年以上も経っているマルスルモグラフは言わずと知れた名鉛筆でしょう。
ステッドラーを象徴する製品の1つです。

特徴はなんといっても硬度のバリエーションが非常に多いこと。
1番硬いもので10H、1番柔らかいもので12B。
合計24種類存在し、これは世界一なのだそうです。

キャップに使用しているのは
昨年11月に初めてイベントにお邪魔させていただいた際に購入したカンダミサコの鉛筆キャップ。

使用されている革はブッテーロ。
ブッテーロは使い込めば使い込むほどつやが出てきて、これでもかというほどの愛着を使用者に植え付けてきます。

中には板バネが内蔵されているため国産でも海外産でも三角軸でも六角軸でも何でも御座れ。
使い勝手の良いキャップとなっています。


7.ノック式蛍光ペン/無印良品

蛍光ペンは迷ったらコレ。
品質確かなぺんてる製品を、何にでも調和するシンプルな無印良品デザインで。

以前も言いましたがやはりシールがあってデザインとして完成されている気がします。特に透明のものに至っては共感できる方も多いのではないでしょうか。

普通ならキャップを開けたり閉めたりキャップポストしたりという手間を
こいつはノック2回で完結させてくれます。
まあその代わり窓も付いてませんし細い方に切り替えることもできません。
字幅が少し小さいなと思ったので今はキャップ式を使っています。


8.三菱鉛筆9852/三菱鉛筆

1955年から販売されているthe定番の鉛筆。
テニスのジャッジペーパーによくこいつで○×やペアの名前を書き込んでいた記憶があります。
後端に消しゴムが付いているので漢字を間違えた時にもすぐ訂正できて助かっていました。

実際、筆箱に入れて使うとどうなるか。
鉛筆自体の長さはそのままに、後端の消しゴムが付いているため全長が長いです。
そこそこ使わないと筆箱に入りません。

私は筆箱に入る長さになるまでに力尽きました。
切断するのはなんだか忍びないのでできません。

これを使って久しぶりに絵の練習やろうかな...。


9.なまえペン/サクラ

これはわりと重要です。
冷蔵庫が部屋に持ち込めないため共用のものを使っているのですが、変な輩が自分のものを勝手に食べたり飲んだりしないように名前を書いておく必要があるのです。

まあそんな気の触れたやつは私の階には居ませんが...
一応、保険で書いてます。

こいつが筆箱の中身に入ることはないでしょう。


10.425 25F-9/steadtler

2022年、425 25F-9の復刻記念として同時に販売された限定色のものとなります。
ローレットはしっかり特別仕様。優しく且つ滑らない、最高のローレットグリップだと思います。

やっぱりmp→bpの派生って名作が多いと思います。SMASH然りS20然り...
こいつも例に漏れず書きやすいです。ペン先のブレもかなり少なく久しぶりに使って驚きました。
しかもリフィルはG2規格。互換性にも優れています。

気になることがあるとするならば元あった硬度表示窓が安っぽい加工になっていること。
オールブラックでかっこいいんですがね...


全容

以上です。

中間考査の結果ですが欠点が複数見つかりました。非常にマズイ...
編入学生の宿命とは言いますがやはり目の当たりにした時のショックは拭えません。
いっぱい教員に媚び売って必死に生き延びようと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
体調にお気をつけてお過ごしください。

それではおやすみなさい。

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