【無料公開】ゼレさん「来ちゃった☆」・5/17-18の食事
この記事は
ゼレンスキー大統領、戦争前と戦争後の写真
ゼレンスキーは4年前に来日していたそうですね。知らなかったよ。
2019年・安倍総理との会談時
2023年・岸田総理との会談時
同じ笑顔だけど、別人だろこれ・・・。むしろ父親と息子と言われた方がしっくりきます。国家の苦境が政治家を育てると言うけれど、刻まれたシワと鋭い目つきにウクライナの苦しみが見えます。
日本側を見ると、安倍さんは力の抜けた顔だけど、岸田さんは眉間と口元に強い緊張感がある。
この1年で世界は一変してしまった。
どれほどの地獄を見たのか、どれほどの重責を背負っているのか。ち○こ芸で笑いを取っていたコメディアンが、戦争の当事者として、核で脅される国の大統領として、民主主義の防波堤として、広島へやってきた。
ゼレンスキー訪日にイラ立つ人達
ロシア寄りなのか、平和を求めないのか、核の廃絶を望まないのか、対話が嫌いなのか、ゼレンスキーを追い詰めたいのか、反ウクライナなのか。それとも反自民をこじらせて、何もかも狂ってしまったのか。
異様なほどの粘着性をもってゼレンスキーの訪日を批判する人達がいます。
ジャーナリスト:ゼレンスキーを歓迎する人は〝バカ〟
Google元日本法人社長:ゼレンスキー訪日は日本の国益を損なう
学者:日本のTVが嬉しそうに訪日報道することを憂慮する
インフルエンサー:訪日は米国の要請で日本のプラスにならない
批判意見、すごいでしょ。なんというか、異様な粘度を感じませんか。ジャーナリストや学者を名乗る人達が、調べることもせずに攻撃的な批判を展開してるの。
彼らの目に映るゼレンスキーは「戦争の当事者=悪」であり、そんな汚らわしいものを私の目に触れる場所へ持ってこないで! ってことなんでしょう。
さらには朝日新聞の次長まで、今回の広島サミットを腐しています。
先進国の首脳が会談し、ロシアから核の脅しを受けるゼレンスキーが参加したG7。世界の平和と核廃絶を望む会議なのに、世界の平和と核廃絶を叫んできた人達がそれを批判する。しかも徹底した上から目線で。
G7サミット反対デモの面々ご覧ください
そんな左派は、G7反対のデモを行いました(写真引用・togetter)
そして逮捕者まで出した。
これ、西陣労組の人達もいたのかなぁ。
「ゼレンスキーが来たって無意味w」
今やゼレンスキーの一挙手一投足が注目され、ニュース速報が流れ、その会談を世界中のメディアがトップニュースで伝える人物となりました。これが無意味ならば、各国の放送局は無意味な報道をしてることになります。
ゼレンスキーの訪日を受け、G7広島サミットは「ゼレンスキーのためのサミット」に姿を変えました。
プーチンは意に介さないかもしれませんが、習近平は違う。いざとなれば西側はここまで連携するんだと分かってしまった。これは中央アジア~東南アジア諸国に影響を与えます。
事実中国は、広島サミットに合わせて「中央アジアサミット」を開き、5100億円を支援する約束をしました。
他にも韓国。中国やロシアに囲まれる韓国は、堂々とウクライナを訪問できませんでした。今回G7に招待されたことで、ゼレンスキーと会談を持てたのです。
日本側からすれば韓国へ貸しを作った格好になりますし、現実主義のユン大統領としてはかなり助かった。
これほどの影響を無意味と考えるなら、むしろ〝意味とは何か〟を聞いてみたいですね。
「ぼっちかよwww」
カメラを一点に集中させ、あたかも「戦地へ一人で赴く英雄」のように見せています。戦う相手はG7に出席する先進国。どれだけの援助を引き出すかの戦いに挑む姿を演出したんですね。
終戦後に映画化した際は、必ず採用される〝絵〟でしょう。
「G7なんて時代遅れなんだよwww」
時代はG20と言われていましたが、ロシアが戦争を始め、かつ核の脅しを始めたことで、逆にG7のプレゼンスは高まりました。
G7は時代遅れとの批判こそ(申し訳ないけど)ちょっと時代遅れです。
岸田総理らは「平和を望む民主主義国」vs「虐殺もいとわない覇権主義国」の形を絵にして見せた。特に侵略を受ける被害者・ウクライナがG7に参加したことで、よりG7の立ち位置は明確となりました。
平和記念公園で献花したって意味ねえよw
こちらも〝絵〟ですね。
日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ。すべての首脳が原爆被害者に哀悼の意を捧げるなんて、さすがの僕も胸を打ちました。なぜなら、第二次大戦を戦った連合国と枢軸国が、世界平和へ共に歩む〝絵〟だからです。
米英仏と日独伊が一緒に歩いてるんですよ。
ムッソリーニも腰抜かすわ。
戦争が終わり、次の戦争が始まった。
それを明確にする〝絵〟を示したわけです。岸田さんはサミット前、歴史に刻まれるものにしたいとの決意を表明しました。全首脳による献花は、まさにその象徴といえるでしょう。
核保有国が核廃絶だなんて茶番www
この意見も多いですね。核保有国、特にアメリカが核廃絶だなんて茶番だと。まして日本は核の傘に守られていると。
僕はこの発想こそ、思考停止の茶番だと思う。
だって、核廃絶って何のためにやるのさ。
世界平和のためでしょ?
核を廃絶しても、別の兵器で戦争してちゃ無意味でしょ?
核廃絶と世界平和。大切なのはどちらか、言うまでもない。
世界平和を実現するために核兵器を廃絶するんです。
優先順位を間違えちゃいけない。
なぜか日本には、核さえ廃絶できれば平和になると盲信する人がいます。でも、第一次大戦も第二次大戦も核兵器が無くたって発生したじゃないのさ。
プーチンや金正恩、習近平から核のボタンを取り上げる方法はあるのか。対話で実現できると信じるなら、それはもうファンタジーだよね。
幸い、今の日本人はそんなファンタジーに付き合うほど、低い政治リテラシーじゃない。だから立憲も共産も国政選挙で負け続ける。
いっせーのーせっ!で廃絶できないなら、まず「核を使わせない(使われない状態)」を維持するのが現実的な回答でしょう。
「核廃絶を目指す」と「核兵器を現在持っている」は矛盾しません。使われない状態を維持しつつ、廃絶を目指して減らしていくのです。
それを茶番だというならば、茶番じゃない方法を教えてほしいものです。
古いF16じゃ制空権を取れねえよwww
僕はミリオタじゃないので戦闘機に詳しくないのですが、F16は1974年から製造が始まった歴史のある機体なんだそうで。
ベルギー、オランダ、トルコや韓国などでライセンス製造がおこなわれ、世界中に配備されました。
すなわち、補充が効きやすい。
5,000機以上生産されており、退役機も含め、欧州にも大量のストックがあります。戦争は物量の勝負ですから、まず数が必要。最新鋭戦闘機が数機あったって、広大な戦線全域に展開できません。
そもそも〝制空権〟を取れるのは、圧倒的な物量のアメリカ軍のみだと聞きます。制空権の実態は〝航空優勢〟なのだとか。
以下の写真、分かるでしょうか。開戦当初に発生したロシア軍の車列です。キーウへの道を埋め尽くし、兵站がうまく機能していない!と、ミリオタ達は笑っていた。
でもこれ、ウクライナに戦闘機が充実していれば、爆撃できたんですよ。
ウクライナの第一目標は領土の奪還。そのためにはロシアの地上軍を押し戻さねばなりません。トップガンのようなドッグファイトではなく、地上の陸軍を支援する「対地攻撃」こそ重要になります。
となれば、地上攻撃能力を持ち、物量を確保しやすく、欧州にパイロットが豊富なF16こそ、ウクライナにとって欲しい武器といえるでしょう。
ゼレンスキーの外交力やばい
忘れてならないのは戦後です。
ウクライナは今後もロシア製の戦闘機、ミグやスホーイを買いますか?って話。買うわけないし、ロシアも売るわけがない。遅かれ早かれアメリカの戦闘機が導入されるのだから、今、遅らせる意味はありません。
カープの靴下で一躍有名になったスナク首相は、「戦闘機連合」創設を支援すると表明。ウクライナへの戦闘機供与を見越し、パイロットの訓練を始める意向を示しました。
バイデンは「訓練なら」と、これを承認。イギリス、オランダ、ベルギー、デンマークといった、F16ライセンス生産国は歓迎します。これからウクライナ人パイロットの育成が始まるでしょう。
この流れは戦車の供与と同じです。レオパルド戦車の供与に合意したドイツと同様、アメリカも供与に合意するはず。
・・・なんてことを書いていたら、このニュースが飛び込んできました!
これまで供与を渋ってきたバイデンは、ゼレンスキーとの直接会談で方針を180度転換。F16保有国からウクライナへの供与を認めると発表しました。
続いて日本も、100台規模の自衛隊車両を提供すると発表。
韓国も非殺傷兵器の提供を発表します。
ロシア寄りだったインドからは、人道支援物資の援助と仲介の意思、および「ウクライナの立場を理解する」との言質を取りました。モディ首相は現状の立場を変えていないものの、ウクライナ側へ一歩引き寄せた格好です。
ゼレンスキー、どんな外交力だよ。
G7広島サミットは民主主義国家の意思表明
最後に、世界の連携を見てみましょう。
ゼレンスキーがG7各国、インド、ブラジル、インドネシア、韓国らと会談できた意義と意味がよく分かると思います。
完璧ともいえる成果を出したG7サミットに対し、ロシアと中国は、
めっちゃ反発してる。
日本国内でG7サミットに反対していた人達と同じだね。彼らがどういう素性、どういう思想、どういう思考なのか、よく分かる結果となりました。
しかし、彼らの願いは叶わない。日本は暴虐な覇権主義国家の靴を舐めたりしません。日本人の多くは心から平和を願っている。アジア最大の民主主義国家として、日本は栄光と責任のある道を歩んでいきます。
5/17の食事
めっちゃ長い記事になったので、ざっくりと。
朝
昼
夜
間
5/18の食事
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