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【無料公開】地獄の朝、からの寝坊して夜・5/29の取引

この記事は

寄り付き前に-35万円まであったものの、なんとか-18万円からスタート。その後は-15万円まで負け幅をやや縮め、後場に備えたものの・・・


寝たな!

寝ちゃったよ!(つやつや笑顔で)

10:10の更新を最後に布団へ向かいました。

朝方の強い緊張感で疲れたのもありますが、朝までずっと媒体の原稿を書いていたんです。パチンコの話ではなく株の話で、10社の決算短信を印刷して読み込み、数字を打ち間違えないよう気を配ってもう死ぬかと。

株なんて経済の専門家に頼めよと思うんですが、お高いんですって。僕はパチンコの記事なら文字単価お高めなれど、それ以外は安い。手を抜けばいいのに、現実逃避したくて張り切りましたよ。えらい。

お陰様で納品できましたし(OKはまだ出てない)、-35万円だった気配値も寄り付き後は-16万円あたりでウロウロしてたので、空売り維持でOKだなと判断しました。頭の中は静寂に包まれており、極めて冷静だったのを覚えています。

まあ、-16万円の含み損をロスカットしない時点で冷静でもなんでもないまともな判断をできないほど脳が疲れていたんでしょう。

かのアドバンテストですから、どこで急騰するか分からない。目覚ましを1時間おきにセットし、寝ぼけ眼でチェックし続けました。

で、起きたら19時だったよ。さすがにこんな生活をしていたらメニエール病が再発してしまう。

10:10・寝落ち時の損失

うち現物の損失は3万円

15:00・大引け時の損失

うち現物の損失は4万5千円

少し回復した。むしろ日経平均大幅高なのに下がりまくる現物パチンコ株をどうしてくれよう。

10:10時点の信用建玉

-15万

大引け時の信用建玉

-11万6千

焼け石に水とはこのことか。


半導体関連株は調整局面か

収支のキーとなる、HOYAとアドバンテストのチャートを見てみると

HOYA

僕はチャートの分析屋じゃないので詳しくは分かりませんが、本来なら6営業日前の長い上ひげから下落に転じる形だった。ボリンジャーバンドも上へ突き抜けていましたしね。実際、翌日から軟調になります。

ところが、NVIDIAの好決算を受け、世界中の投資家が日本の半導体関連株へ特攻した。結果、HOYAもチャートを無視して、上げを継続したんです。

日本オワタw論者の方には信じられないかもしれませんが、世界の半導体産業で日本は極めて重要なプレーヤーです。TSMCもインテルもサムスンも日本企業の製造装置や検査装置を使って製造しているんです。

1営業日前、大きな売買高を背景に上抜けすると思ったら、ヒゲのてっぺんで押し戻された。これは下だなと思い、空売り玉を維持した。表計算ソフトで売り指示が出たのも、INする動機となりました。

そして今日。気配値は-20万円で吐きそうだったものの、大きな窓を開けて寄り付いた後は軟調な展開となります。これは上へ行く余力は無いと判断して布団へ入りました。

1営業日前に買った人の利確はこなしきれておらず、地合を頼りに再び上昇へ転じる可能性は大いにあります。

アドバンテスト

地獄の主体、アドバンテスト。半導体検査装置で世界シェア首位です。半導体製造(に関わらず製造業全体)で利益を上げるキモは歩留まり、すなわち完成品率です。歩留まりが悪化する、不良品率が高まると、どんだけ作っても儲からなくなります。だからこそ検査装置は重要。超重要。

4/26に大きな窓を開けて下げてますよね。僕はこれを空売りで取りました。世界的に半導体の在庫がだぶついていたため、アドバンテストは-30%もの減益予想を発表したんです。

しかし、時を同じくして、生成AIには想像以上に高性能なGPU(画像処理半導体)が必要と伝わり、前述のNVIDIA祭りへとつながります。Microsoftと組み、Windowsでの生成AI処理能向上で協力することも決まりました。

軟調だった日本の半導体関連企業へ大量のマネーが流れ込み、チャートで見るような「とてつもない」上昇を見せたのです。

1ヶ月で70%アップですからね。どんな悪徳商法だよ。

こちらのチャートは今日、最高値圏で下ひげ付きの陰線を引きました。大陰線こそ免れたものの、相場の転換を意味するのではないかと考えます。出来高も高水準を保っており、2営業日前に買った人達のボリュームゾーン(15,500円~16,000円)までは調整しそう。

ここに地合の悪さが加わった場合は、一気に15,000円を割り込む場面も想定できます。PBR8.8倍、PER41.7倍は、小型ベンチャーならまだしも、時価総額3兆円の大型株でこの水準を維持するのは難しいでしょう。

ただ、個人の信用売残がたまっており、この損切り買いを燃料に再上昇する可能性もあるため予断は許しません。外国人は引き続き買うでしょうしね。


いいからさっさと下がれや

これまで、アメリカNYダウを無視して日経平均は爆アゲRUSHでした。

それもどうやら落ち着いてきたようで、アメリカの下げはそのまま日本市場へと跳ね返る。ここまで数年に一度クラスの無茶な上げを演じたので、日経平均はしばらく調整するのではないか。

調整の主役は当然、上げの主役でもあった半導体関連株でしょう。

長々と書いてきましたが、何を言いたいかといいますと、


つべこべいわずさっさと下がれや


5/29の取引

2営業日連続の逆ホームラン
3営業日で30万円超の損失

・・・・・・(脳が動いてない)

・・・なんでしょうねこれ。上げて、落とす。喜ばせて、絶望に沈める。ギャンブルってまさにこうだよ。あれほど憔悴したのに、なおも損切りせず持ち続けてるんだから頭おかしいよね。

なんにせよ9時間後。

また地獄の朝がやってくる。


1万2万じゃすまないんだよなぁ・・・・・・。

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