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ロシアのウクライナ侵攻・世界情勢のポイント

修正をかけ、最後に700文字ほど付け足しました。


昨日のnoteではウクライナと日本の〝愛国心〟について、その差を書きました。今日は世界情勢について書きます。

ロシアは軍事施設のみの攻撃を主張していますが、今日は幼稚園まで爆撃されました。民間人350人(うち子供14人)がロシア兵によって殺されています。

状況は刻一刻変化しており、各国政府やシンクタンクは総力を挙げて数年後、数ヶ月後、数日後を予想しているわけで、日本のパチンカスが未来を予想できるはずもない。

ただ、各国の状況を押さえておくだけでニュースの解像度は上がるので、思い切ってまとめてみました。


ウクライナ

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ウクライナ国民の抵抗は凄まじく、居酒屋が火炎瓶を作り、証券アナリストがマシンガンを構え、ロシア兵の侵略を二日間足止めします。残り半日で陥落すると思われた首都キエフは持ちこたえ、わずか二日ですが、ロシアとを停戦交渉の場に引きずり出しました。

ただ、ロシア軍は先発隊であり、本体ではありません。本格的な市街戦となれば数万人の死者を出すでしょう。

交渉に期待するキエフ市民は少なく、ゼレンスキー大統領もロシアから何かを引き出せると思っていません。ロシア代表団のトップは文化大臣(日本で言えば文部科学大臣)で、譲歩することはないでしょう。その権限もありません。そもそもロシアのズッ友であるベラルーシで会議をする時点で、もの別れは見えてる。

ウクライナが狙っているのはただ一つ。

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