2019年お世話になった音楽たちのこと

 年が明けてもう幾日経ってしまったうんたらを毎年言うのは、流石にナンセンスを感じるので止めます。今年も音楽と共にあらんことを、という銀河系で攻めていきますのでどうぞよろしくお願いします。  

 100枚のお気に入りたちを自分の記憶保持の為にも一言添えて残しました。基本的に、メモ程度の適当さなので音楽理論的執筆者様にはグーで殴られてもよいです。

No._artist / title →

画像1

1_ juan fermín ferraris / 35 Mm
ピアノの旋律でここまでドキドキしたのは本当に久しぶりだった。能動的ピアニストはジャスで暮らしの芸術さを語るのだ。

2_The Vernes / Yr of the Rat
昨年のアルバムに引けを取らず、無邪気なのに大人の色気があるような程よいトロピカルロックサウンド。

3_TERRITORY / Times,New Romance
あえてボーカルのミックスを立体化せず、サウンドの海の中を彷徨わせているのが好き。ナイスインディー。

4_LIFE / A Picture Of Good Health
ジョーカーのへっぴり腰階段ダンスのBGMと同じ括り。調子乗りたい時大活躍してくれた。ジャケの飲み物チャイじゃないらしい。

5_Snapped Ankles
今年はGirl Band、Fountains D.C.、Uranium Club等のパンク陣が圧倒していたけれど、トリッキーなダンサブルミュージックに心鷲掴まれたので彼らに一票。

6_Tallies / TALLIES
来年の春には完成予定のお花ジャケットのプレイリストに問答無用でぶち込んだ。枯れてるけど枯れてない。

7_海豚警察 / 豚愛特攻隊 call me when Night go Blue
暮れからしっかり台湾音楽を掘り始めました。バンド名の如く癖のある男女vo。バックサウンドの良い意味で脂っこいキラキラインが何故か懐かしい気持ちに。

8_fleeting joys** / Speeding Away to Someday**
旧年のシューゲイザーは豊作でしたね。この人たちはラーメン屋のオーソドックス醤油860円。炒飯セットじゃない。ブレない単品。

9_Girl Ray / Girl
しっかりお洒落なのにアーバンに媚び過ぎておらんスタイルがカッコいい。今から私はバカンスへ行くのですわよ道を開けて、という強気を貰うなど。

10_Origami Angel/ Somewhere City
ワシントンDCのマスエモはメロとパワーが違うんじゃぁ〜!(音楽界の千鳥ノブ)

11_Rex Orange Country / Pony
どんなに寝起き悪くてもこのアルバムのM6流されたらスタイリッシュにベッドから体を起こし、軽快なスキップで1日が始まる。

12_Cigarette After Sex / Cry
雨の降る日は部屋の中でじっと、足の爪先を眺める。M4を掛けようとレコードの針を調整する彼を、少し視界の端に入れながら。という夢。という、夢…

13_ The Pains of Being Pure At Heart / Full Moon Fever
結果的にそうなってしまったけれど、彼らの最後の作品に相応しい。

14_DIIV / Deceiver
アルバム毎に時と場を気にして聴くけど、これは昼夜天候情景問わずずっと聴いてた。ずっと耳に張り付いてて欲しかった。あくまで、好きな音鳴らしてたらこれになってね、みたいな彼らの音に焦がれてしまうね。

15_Chastity Belt / Chastity Belt
グッドアルペジオアンサンブル2019賞。表情の見えない息をそっと吹き込んだようなイントロや、アウトロを作る天才ガールズ。

画像2

16_Metronomy / Metronomy Forever
何が一番好きだったってドラムのシンプルな手数と癖になる音。此処が独自のサウンドでふらふら歩きまくってるの見事に調和させてる楽しい。

17_Whitney / Forever Turned Around
Hovvdyは前作への愛をどうしてもどうしても超えられなくて今回入れられなかったけど、これは見事並走してくれました。

18_Crane Like the Bird / Crane Like the Bird
ニューウェイブ+フォーク私の好きなインディーが詰まりに詰まっとる。話題になって欲しい。

19_ride / This is Not A Safe Place
大学時代、シューゲイザーについて書いた論文を面白い面白いと言い、Rideを聞き始めてくれた先生に会いたくなった。涙。

20_Oso Oso / Basking In The Glow
永遠に安心感。それでいて未だ新鮮味を持ち合わせたギターを届けてくれるインディーエモ兄さん達。あの事件は忘れないけれど、でも柔らかくって、ありがとうね。

21_Florist / Amily Alone
ジャムを弱火で煮詰めている事も忘れて、森の中の切り株に腰掛けこっくりこの一枚を聞いてしまう。でも流石にそれは山火事となり大惨事なんだべ。

22_TOLEDO / Hotstuff
カルメ焼きっていうお菓子知ってますか。それを勢いよく齧って、ほろほろと口の中で広がっていく甘さと愛らしさ。それに似ている。

23_Mannequin Pussy / Patience
何が何でもバチコリに攻めたい時の強い味方で居てくれた。彼女達の今までが凝縮され、且つ最大限に放出された一枚。

24_Swimming Tape / Moaningside
夏にリリースしてくれたプロモーションの意思に喝采。可愛いあの子をプールサイドまで、陽気に導くにはこの一枚が必要。

25_Holding Patterns / Endless
リリースされた時のリスナー数が217とかで、今見たら1000は増えてたから、この数字の数だけ友達が居るどこかに。我らが愛すべきポストハードコアエモ。

26_Faye Webster / Atlanta millionaires Club
適当に合わせたラジオから偶然聴こえてくるような。優しく篭ったギターの音と、彼女のチャーミングな歌声が夏の始まりの合図です。

27_Mandolin Orange / Tides of a Teardrop
これ聞いて物静かな山奥でばあばが薪に火を焼べる姿が浮かばなかったら疲れてますよ。休んだ方がいいです。そのまま再生して。

28_Moving Panoramas / In Two
4年ぶりに復活を遂げたシューゲイズインディーバンド。豊作ジャンルの中でも、TLで余り見掛けなかったので是非聞いて欲しい。

29_ Tyler Burhart / Beg
本当は2012-2016年の楽曲をまとめたベストの方が聞いてた気がする。エリオットスミス振りに恋をした。

30_PUP / Morbid Stuff
馬鹿みたいに素直度直球。丘の上でチキンサンド食べてそのまま下まで転がり落ちたい。心の内なる住人と全曲大合唱。

画像3

31_And The Kids / When This Life Is Over
上半期ベスト3に入るくらいの極上歌メロ。それを包み込み二倍にして空間に打ち出されるサウンド。Queenの生まれ変わりなのか?

32_girlpool / What Chaos Is Imaginary
特にM4、M8、M14をお清めの塩の如く自分に浴びせ聞いてた。寄り添う二人の姿をじっと見つめて、救われていた。

33_blueprint blue / Tourist
お陰様で"ヨット・ロック"という新しい音楽の言葉を知る。ジャジーなリズムに、どこか哀愁漂う微睡ポップ。UK発とは思えないサウンド、聴けば瞬殺ラブ。

34_Deerhunter / Why Hasn't Everything Already Disappeared?
美容師の方におすすめを聞かれ、1月狂ったように聴いていたこの一枚を教えたらお店の定番BGMにしてくれたそう。髪切られながら泣くが大丈夫か。

35_NOV3L / Novel
ブルースリー着た金髪ギター兄ちゃん見た瞬間に再生するわな。GANG OF FOURに出会った時の衝撃再び。

36_Plastic Plastic / Anything Goes
タイの宅録兄妹。吉祥寺NEPOで来日公演があった事を後に知った私は怒りながらCDを買った。ポップネスフォーエバー。 

37_Westkust / Westkust
誰もがこのザラついた轟音と深い反響の一部になりたいと思います。疾走し続けるギターリフと鼻頭を通り抜ける歌声が19年一番でした。

38_Guards / Modern Hymns
70〜80年代のムード歌唱加減が絶妙で夜道はこれでノリに乗った。通報されるかもしれん程に。デヴィットボウイのような足つきで踊らされる。

39_ Charly Bliss / Young Enough
待望の2ndも正真正銘のガチンコパワーポップ姉さん。自転車かっ飛ばしてマイウェイ爆走しようと思える。

40_The Get Up Kids / Problems
永遠無窮のヒーロー。あの頃を完全に忘れさせる事なく、重ねる年の如く大人キッズへと成長した彼らのエモに涙涙。来日公演は一生の思い出。

41_Pom Poko / Birthday
マスポストも豊作の年。音から伝わるTHEアートスティック理系集団感。あらゆる科学技術で華麗に敵倒しちゃうノルウェー影の生徒会ですかね。

42_SCARED PAWS / Run Around The Sun
ガールズポップデュオは裏切らないという事を前提に聞いていただきたい。オレンジジュース飲みながら散歩していただきたい。

43_Julia Shapiro / Perfect Version
彼女、一見奇天烈に見えるけれど音楽に対してとても堅実。私は作品からその人の素性が垣間見える瞬間が愛しくてたまらない。美しさに何度も感嘆した。

44_A Beacon School / COLA
一巡目、何か色々とすげー事してるな。二巡目、数学的Lo-Fiインストゥルメンタル博士じゃん。三巡目、何か色々とすげー事してるな。繰り返し。大プッシュ。

45_Bleached / Don't You Think You've Had Enough?
B級映画が好きなオタク少年達が自分たちの秘密基地作ってる時に流れてそうな楽曲なんですよ。妙なダサさ。それが良い伝わって。

画像4

46_concrete concrete / Drifter
美メロが洗練されているインストバンド。音が近くに感じて、やけに耳馴染みが良い。メンバーはNYのブルックリンで結成されたのだけど多国籍で、RECにはtoeの美和さんが携わっているらしく納得の音源です。

47_The Murder Capital / When I Have Fears
渡り鳥のドキュメンタリーとハードコアのバラードにめっぽう弱いあーしですどうも。M9に全部持ってかれたの込みで選出。

48_Field Mouse / Meaning
2曲目のHeart of Goldを聞きながら海に向かっていた。あの日の海の青がこのアルバムと重なりすぎていて胸が苦しい。ドリームポップのノスタルジックを永遠と抱きしめていたい人へ。

49_Lisel / Angel on the Slope
ジャケットビューティフルすぎんか大賞。LAのエレクトロなのだけど彼女の歌唱に重きを置いた浸透率高いアンビエント。

50_Tiny Moving Parts / breathe
ギター少年雄たけびを挙げるよな。来日が楽しみで仕方ない。7枚目にしてこの熱量で戦ってくるマスポッパン兄弟達と相撲取りたい。ハアどっこい。余裕で負け。

51_Andy Pawlak / one word of truth outweighs the world
実験音楽的アンビエントを全然掘れなかったのですが、生涯の一枚として知っておきたい一枚みたいのに出会えると大体満足します。 

52_Lingua Nada / Djinn
ドイツの°変態マスロック。カオティックだしノイズだし頭おかしいのに洒落てる。M3、M6で虜に。足元を一式見せてくれ。

53_Wilco / Ode to Joy
この大きな余白に赤ペンで花まる描いてあげたい。そんな事じゃ台無しになんかならない程のずっしりとした重みがあるウィルコのフォーク。

54_Rocketship / Thank to you
良い意味のチープさが引き立つ電子音に、この音ですって感じのギターと初期とはまた顔色の違う切なさ。13年ぶりのリリースでも外さない彼らが本当に大好き。

55_Jimmy Eat World / Surviving
定時退社時は大概これ聴きながら満員電車の人混みにも耐えてたし唇尖らして白目剥いてた。

56_Geowolf / My Resignation
歌メロに対してのベースのアプローチが好き過ぎポップデュオ。色鮮やかでスイートなジェリービーンズかお前らは。

57_Have A Nice Life / Sea of Worry
7曲全てに鬱蒼としたシューゲイザーが好きな理由が詰まってる。少なくとも人に陰りは必要で、それを信じられる。

58_Dead Softa / Big Blue
バンド名、アルバム名共に最高で聞いてみたら乗っけから泣きのメロとギターリフで奮い立って涙が出た。アダルティー1。来日して下さいライブで地響き感じたい。

59_Toth / PRACTICE MAGIC AND SEEK PROFESSIONAL HELP WHEN NECESSARY
暫くずっとこのポーズでしか写真とらんかったぞ。アシッドフォークやチャンバーポップ、あらゆる世界観から輸出された鰹節の役目。

60_SAULT / 7
同時期に"5"という新譜もリリースしている正体不明のガールズヒップホッパー。シンプルだけどたまに飛び道具的なの飛び出してくるこのアルバムの方が好み。

画像5

61_ Blankenberge / More
立ち込めていた雲が晴れ、隙間から零れる光に導かれながら収束していく物語終盤のよう。伝われ。

62_Japanese Wallpaper / Glow
分かりやすいコーラスワークも、バックサウンドに負けないVoの野太さも全てトキメキよ。ドリームポップは"きゅん"なのよ。

63_Pinback / Summer in Abaddon
2004年リリースじゃねえかよ反則かよというバッシングをどうかおやめ下さい。15th anniversaryが出てしまったのです。改めて聴いたら本当にUSインディー孤高の存在その名もPinbackさんだったので入れてしまいました。大名盤。

64_Pretty Vicious / Beauty of Youth
正真正銘のラウドなガレージロックが聴きたくなる時、彼らの音楽で間違いない。4年前のサマソニに来てるから次も頼む。

65_Francis Lung / A Dream Is U
惜しくも解散したWu Lyf 元ベーシストのデビューアルバム。フレンチポップの軽やかさと、自然と身に染みるカントリーの塩梅が気持ちいい。

66_ The Chemical Brothers / No Geography
Got To Keep Onなんだわ…ケミカルに関しては以上…宗教。

67_Emily Yacina / Remember the Silver
ティッシュで例えるなら、鼻セレブまでお高くないんだけど使い心地ふわふわで良い匂いのする特別な庶民派。ティッシュに例えるなっつー話。

68_ Toro Y Moi / Outer Peace
フジロックの配信見て泣きながら妖怪みたいに踊ってた。

69_Newmoon / Nothing Heart Forever
プロデュースにThe Pains of Being Pure at HeartやDream Wife、Sorryの面々が。名前だけでも信用出来るけどまず聴いて欲しい。エバーグリーン部門優勝です。M5で尊すぎて漏らす。

70_Space Mountain / Togetherness
渋Lo-Fi加減が堪らない上に、楽曲の盛り上げ方や構成が好み。分かってるんだけど、そうくるよね、ああそうああ〜〜!

71_ROLE MODEL / oh, how perfect
なんかえっちなんだわ。ポップなんだけど侘しさが見え隠れしていて淑女から誘惑されてるのだわ。

72_Soft Blue Shimmer / Nothing Happens Here
海面のきらめきをそのままに音にしてしまったらきっとこんな感じ。マイフェイバリットエフェクター、Sky blueちゃんが使われているであろう。

73_ゲシュタルト乙女 / shiryokukensa
日本詩(最高に良い)の譜割が上手すぎか。技巧派とまで気難しくないし、空間の使い方も素晴らしい。台湾のインディーズシーンは加速が止まらない。

74_Abbie Ozard / Growing Pains
フルアルバムが楽しみで仕方ない。ティーンの宅録感がずば抜けて好きだった。青春始まってしまうかと思ったもんね。

75_Kate Davis / Trophy
生粋のジャズ女がBeach HouseやDeath Cab聞いて育つとこんな音楽が生まれてしまうらしい。グルーヴ作ってるのは彼女の歌声で、割とメジャーな旋律なのに偏屈なリズムを交えたバックサウンドだから堪らない。M10で惚れ落ちたので是非。

画像6

76_Giant Swan / Giant Swan
昨年のダークインダストリアルの要。油絵絵画大体名盤説を提唱したい。

77_Great Grandpa / Four of Arrows
予想よりも遥かにアダルトエモで階段を駆け上がってしまった感じが逆に良かった。ラストのトラックのような曲が自分にも作れたら死んでもいいと思う。展開がずるい。

78_beabadoobee / Space Caded
聞いてる私がベアちゃんのように頭抱えて白目剥いてしまってたけどね。飽和した歪みとリバーブでかき鳴らすギターが、頭の中を一杯に満たしてくれる愛。

79_ Lightning Bug / October Song
バンド名、蛍。アルバム名、10月の歌。この一枚の正解が名前に示されてしまってる。人生の最終回になったらこれを静かに流して下さい。

80_Tennis System / Lovesick
作りたい音楽が詰まってて胸が苦しい。明るげなソングライティングでもそのファズからどうしてもバレてしまう君の心の陰りはなんだ。アイラブユー。

81_ (Sandy) Alex G / House of Sugar
どっかの音楽記事にエリオットスミスが好きな人にはうんたら書いてたライターに眉間のシワを寄せたが、(Sandy) Alex Gの新譜がお家の棚に一枚あるだけで人生が少し救われると追記するなら許す。

82_ Charli XCX / Charli
自分もしかして結構ないい女なのでは…と錯覚までさせてくれる魔法のようなポップスターの年ぶり新作。圧倒的強さ。

83_Work Drugs / Fantasy File
TLのベストで目にしなくて落ち込みます。ドリームポップに振り切らない、ムーディーなLo-Fi加減も彼の歌声も全てが"モテ"です。自宅用ディスコ。間接照明用意して。

84_!!! / Wallop
横揺れとかそんな可愛いもんじゃなくて爆踊りマシーン。私はこの世に踊るためだけに生まれてきたという洗脳さえある。ストロボ照明用意して。

85_The Night Café / 0151
このアルバムで解散したら伝説になってしまうなと思った。硬派代表モダンオルタナ。

86_Young Guv / GUV I & II
お母さんから夜ご飯のお使いを頼まれて、帰り道このアルバムを再生したら帰れなくやって公園の滑り台の途中で泣いてた。少年心を形にする天才。去年一番聞いたかもしれない。

87_Winona Forever / Feelgood
自分らをインディーポップ表記にしてるがその枠を優に超えてて笑う。アシッドジャズやR&B、ポスト的な要素を展開しつつもソングライティングは圧倒的ポップに纏める芸術。名前も最高。彼女に憧れてタバコを吸う女が好きな男に聞かせたい。

88_Golden Daze / Simpatico
Wild Nothingやんと思いながら聞いたら大正解だった。あっという間に脳味噌がひたひたの感情の波でふやかされる11曲36分。

89_ The Proper Ormaments / Six Lenins
ずっとこのテンション。もうバテちゃってバテちゃって日陰から出るのなんてやめにするね、ちょっと無理なので。みたいなテンション。ああ良い。

90_ Sunbeam Sound Machine / Goodness Gracious
誰だよこんな適当な名前つけたの意味があるなら言ってみろ。どっち道ほんと最高だからお金払わせてよお願い。2019年ベストジャケットだったし、UKのドリポソフトサイケは優秀。

画像7

91_Eluvium / pianoworks
その名の通り。耳から注入するタイプの睡眠導入剤。

92_Matt Surfin' & Friends / Matt Surfin' & Friends
私好みのカントリーフォークが自然の風景や風や匂いを思い起こさせる。何となく懐かしいメロディ。お天気の中、都内の小さな公園で弁当食いながら木を眺めてました。

93_Catfish & the Bottlemen / The Balance
ここまで全ての統一感が完璧でかっこいいバンドいるかい。次の作品、The Nakunayoにしてくれませんかね。

94_WOOZE / what's on your mind?
奇天烈プログレポップデュオ。SO COOL。何度でも言えるSO COOL。調べてパーソナリティ見て貰えば分かると思うんですけど、この見た目のまんまです音も。

95_Wallows / Nothing Happens
耳で体感する遊園地。次はどんな物が飛び出して、私は楽しくなってしまうんだろうかというワクドキが止まらない。恋かな。

96_ SWERVEDRIVER / FUTURE RUINS
あの頃のがむしゃらさや特有のティーンズ感は古ぼけたアルバムに収めましたとさ。一枚の中にこれだ…って思うギターのフレーズが必ずある。アダルティー2。

97_Harlem / Oh Boy
良い意味で決まってない、へっぽこインディーズ感に大喜びです。ドラムも軽~い。それ猫に叩かせてる?ってくらい緩すぎるしソングライティングに哀愁、だからラブ。

98_ Better Oblivion Community Center / Better Oblivion Community Center, +2
物足りないとか淡白すぎる等のレビュー見かけて最初は首を縦に振りそうだったけど、聞けば聞くほど噛めば噛むほどのスルメアルバム。足元を薄暗く照らす蝋燭たちをすれすれに、安いドレスの裾を持って走り出したい。

99_100 gecs / 1000gecs
絶対的攻撃ハイな気持ちにさせてくれてサンキューメン。おふざけ二千%でやってそうな所が憎い。打ち合わせ前のメンタルセットに登場しがちでした。

100_Angelo De Augustine / Tomb
丘の上の小さな教会で、少しの懺悔とともに歌われているよう。彼の失意と共に光る小さな星の暖かさ、雪が降ったあの日、一日中この一枚を聴いていた。音楽が好きでいられる事に感謝募金したい。

以上、100枚大喜利でした。
おすすめのアーティストに限らず、映画や漫画、旨い漬物まで教えてくれる民待ってます。勧められたものは必ず聞くし見るし食べるので。本業格闘家なので本年もよろしくお願い致します。

#音楽  #レビュー #2019年ベストアルバム #AOTY2019 #コンテンツ会議

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?