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切れ痔を笑うべからず

注意・本記事は上品さを欠いています。

どことは言わずとも、
「僕、切れちゃったんだよネ」
と聞くとちょっと面白いニュアンスを含むと思う。

でもよく考えて見てほしい。

日常的に酷使される部位が、何も悪いことをしてなくても切れるのだ。
笑い事ではない。
深刻に考えると気になってしまうから仕方なく、笑いに昇華しているというのが私の主張である。

経験したことがない人はよくよく考えて欲しい。

何の気もなくいたら突然鋭い痛みが走る。
ペーパーで拭いた時にハッキリと赤が見えるのだ。
恐怖でしかない。
そこから少なくとも1日は同じ恐怖に支配されながら生活しなければいけない。

写真AC「写真素材:お尻を気にする」
この人形も裂けてしまったのかと思うと可哀想

座りっぱなしが原因になるとか、水分が足りないとか、諸説あるようで色々試してはみた。
立ったまま作業して、水を1日2L飲んだ。
カフェインも刺激物も控えた。
2000円のニトリのクッションも敷いた。

↓この薬を愛用しているのでおすすめしておくすぐ痛みが引くし、治りが多少早くなる。

でもダメなのだ。
ソレは突然やってくる。
例え腸が健康でも、ウッと呻かざるを得ない瞬間的な激痛が走る。

自分なんかは毎日3度の人間なので、割と良い頻度で悩まされている。
健康なのが仇となり、局所的なダメージが避けられないのだ。

でも、ソコは人間の体の中でもだいぶ鈍感な方だと聞く。
病気になっても気づかないくらいだそうだ。
それなのに激痛が走っていることは考えたくは無いが……

生物は弱いものが淘汰され、強いものが生き残ってきた。
有利なものが生き残ってきた結果、鈍感になったと考えるのが自然だろう。

きっと大昔から、ソレに悩まされることはよくあったのだろう。
鋭い痛みでショック死した人間が淘汰されたから、今この程度で済んでいるのだ。

ショック死した昔の人のソコに祈りを捧げながら、私は花畑に向かおうと思う。
及び腰で。


ここまで読んでくれてありがとうございました。
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