書籍からの学び vol.4~狭小戦術~

「戦術リストランテ(西部謙司)」もまたジュニアサッカーのための本ではなく、戦術トレンドについて書かれた本ですが、サッカーを見る視点が養われます。

その中のちょっとしたコラムで、日本サッカーは《狭小攻撃⇔狭小守備のクローズ戦術》をゲームモデルとして目指すといいんじゃないかということが書かれていました。簡単に言うと、高いテクニックを活かし狭小攻撃で引いた相手も崩す、ボールを奪われたらすぐに狭小守備に移行する。そうやってアトレティコのように狭い地域を封鎖してしまう。そんなゲームモデルです。

ポゼッションサッカーを志向しながら、狭い地域を崩すテクニック、攻守の切り替え、守備でのインテンシティの高さを鍛えていくというのは、ジュニア世代から意識して鍛えていくのも良さそうです。

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