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るろうに剣心 最終章 The Beginning

今回は映画るろうに剣心について書こうと思います。最初に言っておきたいのは原作を読んだことがない人でも全然楽しめます。かくいう私も漫画はちょろっと読んだ程度でほぼ初見の状態で今作を観ました。

今回の最終章2作の前に、3作が世に出ていてどれも観ているわけですが観てない方はマジでおすすめです。ぼくは漫画よりもむしろ映画るろうに剣心にハマってしまった人です。というのも主演の佐藤健は言わずもがな、キャスティング、演出から衣装、セットのクオリティからテーマソングまでどれもカッコ良過ぎる。「大友啓史監督まじやるやんけ」と心の中で何回連呼したことか。NHKの映像制作出身で、るろ剣の前に大河ドラマ「龍馬伝」の監督も担ってるんですね。大友監督について無知すぎて恥ずかしいくらい前作で圧倒されたのを覚えてます。

そんなこともあり今回の最終章シリーズは期待せずにはいられないわけで。ここ最近映画館に行けてない自分でもなんとしてもるろ剣はチケット買って観たいと思った次第なわけで。最終章はThe FinalとThe Beginningに分かれていて、前者がある意味メインストーリー、後者が主人公緋村剣心の過去編となっていて剣心の心情変化が描かれています。

SNS上で話題になってるどっちから観たらいいんや問題については、大友監督、佐藤健くん共々どっちからでもええやんけとおっしゃってるのでどっちから観てもいいと思います。はい。ちなみにぼくは現時点でビギニングの方だけ観終わっていて、今日ファイナルを観に行く予定です。

そういうことでビギニングについてちょろっと書きたいと思います。まず冒頭の剣心が囚われているシーンでやられました。「大友さんあんたすげげえわ!」なんて素人ながら思っちゃうくらい引き込まれます。剣心て基本優男なんですよ。いわゆる仲間と会ってからは。でもそんな彼が殺戮に勤しんでいた時期があったことを知らない人も多いんじゃないでしょうか。この部分は原作で読んでいたので予備知識がありました。それでもすごかった。何がすごいって剣心、いや佐藤健、いや剣心が怖すぎる。観る人によってはホラー映画バリバリの雰囲気なのでドン引きしてしまうかもしれません。それくらい剣心と佐藤健くんのマッチングがえげつない。

これだけ映画があるともちろん駄作と言われてしまう作品もあり、漫画からの実写化なんてのはただでさえハードルが高いと言われているのになんでこんなにすんばらしい作品になっているのか。たぶんそれは予算、熱量、キャスティング、監督含む関係者が全てマッチして出来たものなんだと思います。とくに熱量て作品に出ちゃうんですよね。その上で各々の技量が反映されて作品に投影されるわけなんですが。

とりあえず騙されたと思って観て欲しい映画です。全5作のBlu-rayBoxが出たらたぶん買っちゃうな。

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