見出し画像

「先生って、つめたいね」といわれた日。

おはようございます。
朝、子どもと関わる全ての人を応援するichigoです。

子どもに「つめたい」って言われたことありますか??
これ、今思うとすごく良い経験でした。

私は、保育士時代。そうとうダメな保育士だったので・・・。
子どもに寄り添うことなんてできなくて、子どもの気持ちなんて分からなくて、先輩から沢山指導をもらいましたし、何よりも子どもからたくさんおそわりました。。。

『大人がコントロールする』の保育ってどうなんだろう??

わたしが勤めていた園は、大人が子どもの意思をとても大事にしていました。
1日の日程も「今日は、どこにお散歩いきたい??」だったり、「この前行った、〇〇にする?」とか年長になってくると、「どんな1日にするか??」を子どもと先生が対話で考える毎日を過ごしています。

まだまだ、子どもの意思を大事にされない保育の話を小耳に挟みます。
「やりなさい!」「どうしてできないの!」「やらないと〇〇できないよ」と、無理矢理コントロールした結果・・・結局自分で考える力のない大人になってしまうのは、一人前になってほしい。など大人の願いと真逆な子になります。

『今』大人(親 教育者)が困らないように、というのは子どもが考える力を奪ってしまう可能性が大いにあるのです。
心配を先回りすることに使わないようにしたいですね。
危ないからって、全部辞めさせていたら、その子は結局知らないまま 体験しないままなのです。
初めて、危険にあった時、自分でたち上がる方法も分からないのでは、その子はずっと不自由なままですね。

些細な、大人のコントロールしたい気持ちに子どもは、めちゃくちゃ敏感です。
コントロールする必要なんてなくて、一緒に考えていけば良いのだと思うのです。

時間は、たっぷりあります。
「困ったね・・・」「困ったね・・・」
って、言ってる時間があっても良いのです。
「どうしたら良いんだろうね?」と子どもに投げかけると、まぁ絶対答えが返ってきます。
的中なものから、びっくりするくらい的はずれなものまで・・・。(それが愛おしさを増大させます。)

一緒に考えると、子どもは無意識に「大事にされている」と確認できます。
保育士さんも、おかぁさんもお父さんも、みなさん。
子どもを大事にしてない人なんていない です。
できなくても、本当は、大事にしたい。
その気持ちを、わざわざしく 「いいなり」になったり「ごきげんとり」をしなくても、ちゃんと伝わっていますので。ご安心を。

大人はたくさんの思い込みと願いで生きてる

コントロールしたくなるのは何故か??

というと、「〇〇させないとよくならない」とか「○才だから〇〇できて当然」とか「私たちの子どもだから、〇〇なはずない」とか、大人の願いと思い込みがぐっちゃぐちゃになって、コントロールしていることが多いです。

ここらへんを、ちょっとスッキリさせると実は、だいぶ子育てはシンプルになりますし、楽しくなるのですが、また別の機会に・・・。

要は、子どもを思い込みなしで見ることが、難しいのです。

それが、子どもに「つめたいね。」と言われた時に、はっきりとわかったことです。

おかぁさんと毎日やりとりしてるノートで、

「〇〇(名前)が、先生はつめたい」って何度も言うんです・・・。
何があったのでしょうか??

と突然。
私は、震えました・・・。どうしよう。

クビかも??
何、しちゃったんだろう??
どうしたら良いんだろう??
このページ破っていい??証拠隠滅は、だめだ。
と、動けなくなったのを覚えています。

なので、一番話をよく聴いてくれる先輩に・・・「どうしよう。謝れば良いですか??」とノートを見せると・・・

先輩は、「とりあえず、子どもに聴いてみたら??」というので、怖いけど。。。。すごくすごく怖いけど・・・聴いてみたのです。

「つめたいって、どのことかなぁ??」
そしたら、
「いつも、てがつめたいんだよ」って言ったんです。

手が冷たい??

ってものすごくホッとしたことを覚えています。
わたしは、冷え性でした。

事実を知る前に、人は色々想像します。それは、脳の癖です。習慣。
でも、妄想と現実は、違う。
と言うことを、子どもに教わったんですね。

事実を捉える方が大事だと。分からないなら、聞けばいい。
妄想の中で会話してる方が、よっぽど時間を無駄にします。

子どもだけでなく、大人にも聴く。
シンプルに、話をする。

それができないのは、『在り方』を知らないからです。
知れば変わるのです。


ここからは、告知です。
7月中旬。心コンシェルジュ教室をはじめます。『在り方』と『対話』を学ぶお教室です。あれこれ、やってきた私ですが・・・。
ここに全てが、詰まってると確信しました。
本腰を入れて、生徒さんを募集します!みんなで学び合いましょう。

画像2


相談も随時受け付けますので、お気軽にご連絡くださいませ。

画像1


『知る』ことで、人はどんどん変わってく。
もう、自分を責めなくて良いのです。
だって、知らなかっただけですから。
学べば変わります。みんなで、対話の質を変えていきましょう。

画像3


あなたが幸せになればなるほど、身近な人がご機嫌になります。

新しい朝は、希望の朝。
自分を知れば知るほど、周りのことも知ることになる。
心地よい循環をしていこう。

いってらっしゃーい。また明日。




いつも読んでいただきありがとうございます。 応援も本当に嬉しいです。励みになります。 サポート費は、活動費に使わせていただきます!