![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116592093/rectangle_large_type_2_663567ef59d57f45df7a34d206d1dc1e.png?width=1200)
#52【西松屋 事業推移】 2023年2月期 売上高 1,695億円!
注目企業を取り上げていきます。今回は西松屋です。
会社概要
事業: 西松屋は、新生児から150cmまでの子供用衣類と育児用品の小売業者です。
ブランド: 自社オリジナルブランドには「ELFIN DOLL(エルフィンドール)」や「SMART ENGEL(スマートエンジェル)」があります。さらに、いくつかのサブブランドも展開しています。
価格: 西松屋の商品は手頃な価格で提供されており、高級ブランドと比較して大きな価格差があります。多くの人々が普段着や汚れやすい場所での使用に選びます。
製品ラインナップ: 衣類だけでなく、育児用品も提供しており、自社製品と大手メーカーの商品を幅広く取り揃えています。
販売チャネル: 西松屋は店舗とオンラインショップを運営しており、顧客は店舗に行かなくても商品を購入できます。
マーケティング: マスコットキャラクター「ミミちゃん」を活用し、特別セール情報や商品情報を提供しています。また、育児雑誌と提携し、お得な情報を提供しています。
経営モデル: 西松屋は「ガラガラ経営」と呼ばれる経営モデルを採用しており、無理な繁盛を追求せず、効率的な運営を目指しています
業績推移
売上高は、2014年から2023年まで、着実に成長しており、特に2020年から2021年にかけて急激な増加が見られます。
営業利益は、一貫して黒字を維持していますが、2017年から2019年にかけて一時的な減少が見られます。しかし、その後、急速に回復し、2020年から2021年にかけて大幅に増加しました。
過去5年間のCAGRは4.31%です。
![](https://assets.st-note.com/img/1695077641057-dJ03cjBgOs.png?width=1200)
コスト構造
2014年から2023年にかけて売上原価率が緩やかに上昇しており、2023年には65.2%に達しています。
販管費率は、2014年から2023年にかけて変動しており、一般的には増加傾向にあります。しかし、2021年から2023年にかけて急速に減少しており、特に2022年から2023年にかけて28.4%に低下しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1695077893540-nDBvwVZGJt.png?width=1200)
財務状況
2023年2月期の自己資本比率は58.5%で、全国に店舗ビジネスを展開していますが、有利子負債は0億円です。
![](https://assets.st-note.com/img/1695078068674-dEyV0PsHGa.png?width=1200)
キャッシュフロー
最後にキャッシュフローについてご紹介します。
営業CFはここ10年安定的に稼いでおり、2021年2月期は181億円でした。
現金は563億円と潤沢ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1695078454563-9YtI4juM3Z.png?width=1200)
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?