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レポート① 「愛媛の大学生の僕が、長野県塩尻市に来た経緯」

まず、簡単に私の自己紹介をさせていただきます。私は、愛媛県の大学に通っている大学四年生、谷川愛斗と申します。花屋を目指しております。
私が、長野県塩尻市に訪れることになったきっかけは、「旅と花束」をコンセプトとして活動している相徳夏輝さんとの出会いにあります。夏輝さんの存在を初めて知ったきっかけは、母親から「香川県でおもしろいお花屋さんが報道されているよ」との連絡を受け、送られてきた記事を拝見したことにあります。最初に受けた印象は、とても面白いことをしている人だ、と思ったと同時に、収入の面はどうしているのだろうか、どのようなキャリアなのか、など次々に多くの疑問が浮かびました。

というのも上記でも示したように、自分は花屋になることを夢としています。しかし、多くの方達に、「花屋さんは厳しいのではないか?」と言われることが多く、自信を失いかけていました。そんな時に、夏輝さんが旅するお花屋さんとして活き活きと働いている姿、そんな生き方にとても憧れ、花屋として働くことに希望を感じました。自分も新しい花屋としての可能性を模索していけば、花屋に対して抱かれるマイナスの固定概念を払拭できるのではないか、そんなことを思いました。そのため、「ぜひ、お話をしてみたい」と思っていました。しかし、自身の心の中で「どうせ会えないし、忙しいだろうから相手にされないだろうな」と思いながら、記事を拝見してから、数ヶ月とくにアクションを起こすこともなく、傍観者としてInstagramでの投稿を拝見しているだけでした。

ある日、昼食をとっている時、いつものようにInstagramを拝見していました。その時、Instagramのプロフィールに、「出店して欲しい地域があればDMください」というような旨の内容が書かれていた。もし愛媛県に出店してもらえれば、直接話をする機会があるかもしれない、そう思い、気づけば愛媛県での出店お願いのDMを送信していました。すると、「2、3日後に愛媛県を横断します」と返信がきました。トントン拍子で、事が動き出し戸惑いました。しかし無事、愛媛県の道後温泉で初めて直接お会いする事ができました。

道後温泉にて


こでは、お互いの花屋に対する考え方などを共有し合い、とても貴重な時間を過ごすことができました。その時の帰りに、「長野県塩尻市に店舗を作る、もしよかったら店舗に来ないか」という旨のお話を聞きました。自分自身、花屋になるという夢を掲げていながらも、花屋に対して不明瞭な点が多く、不安なことも山積みの状態でした。ここで、活動を近くで見ることができれば、なにか自分の中で変わることができるかもしれない。そんなことを思いながら、数週間後、改めて自分の気持ちを整理し、「長野県塩尻市で花屋について勉強させて欲しい」という旨を伝えました。そして、2月6日~3月4日までの約一ヶ月間、塩尻市でインターン生として受け入れてもらいました。

シェアハウスen.toにて

では、長野県塩尻市で、自分は何をしたいのか。それは、「自分の軸」をより明確にすることです。つまり、花屋として何を叶えたいのか。この部分を聞かれると、はっきりと回答することができません。そこで、この長野県塩尻市という場所で、多くの方たちと触れ合い、自分の軸がより明確になるきっかけづくりができればと思い、今回一ヶ月間滞在することを決めました。

花屋さんはもちろん、シェアハウスでの暮らしの中で地域の方と交流し、刺激を受けたいと思っています。

よろしくお願いします。

谷川愛斗

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