再エネTF騒動に思う。

再エネTFの騒動が、閣僚までもが陳謝、火消しに回らざるを得ないほどの大騒動となっている。

中国がバックにいるかどうかは憶測の域を出ない。ただ、環境問題、再エネ、脱炭素と、共産主義の親和性の高さはかねてから知られているので、驚きと言うより、こんな事務的な凡ミスで可視化されるのが何とも脇が甘いと思った。

大谷翔平の通訳氏の件もそうだが個人の内心の事は絶対に分からない。

そうは言っても今回の件はエネルギー政策の根幹に関わる事なので、何らかの調査がなされることになる可能性はあると思う。

最近の日本のエネルギー政策の混迷ぶりは目を覆うほどである。今のGX(グリーントランスフォーメーション)政策の評判の盛り上がらなさが象徴的だと思う。

例えば日経である。

一時期の脱炭素、カーボンニュートラル報道は本当に病的と言えるほどだったし、昨今でも未だ続いている。これも政策立案の中枢に活動家が紛れ込んでいたというのが事実であれば、当然取材して得られる公式見解は環境リッチな内容になってしまうのも辻褄が合う。

私は劣化に劣化を重ねたマルクス主義、スターリニズムの漂着する場所の一つが環境問題だと思う。ただ恐るべきはその行き着いた先がなんと政府の審議会だったと言うあり得ないことが起きていたのが今回の一件であり、やはり事務ミスに矮小化してはならない大問題だと思う。

米国大統領戦も無関係では無かろう。親中派はパンダ・ハガーとも言われ、今の米国民主党政権に近いところにもいるはずだ。

私は東京地検特捜部が裏金問題で自民党を捜査した真の目的の一つは「脱炭素利権」だと思っていた。政倫審でも結局答えは出なかった。

この一件の顛末は非常に気になる。 

以上。


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