Enthalpy

書くのが好きな「書く中毒」。

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書くのが好きな「書く中毒」。

    最近の記事

    引用・転載 ”重大な岐路に立つ日本:いま戦間期の歴史に学ぶこと”

    潮 匡人さんの論考より抜粋。 現代史を考察する上で、盲点になるのが、1920年代の世界、すなわち、第一次大戦、第二次大戦の間の時期である。1920年代の世界は「軍縮」に向かっていた。 日本は当時「孤独な帝国」だったが、確実に国際社会で地位を固めていた。 (この”孤独な帝国”については、草思社文庫から興味深い本があるので、別途考察を深めたい)。 第一次世界大戦で勝利した日本は、国際社会において、少なくとも「平和」であり、現代風に平たく言えば、「おいしい」ポジションにあった

      • 3776を聴かない理由があるとすれば(3776)

        富士山ご当地アイドル3776こと井出ちよのさん。 アルバム「3776を聴かない理由があるとすれば」が、ちょっと比肩するものがない名盤である。 吉田豪さんとのYouTube対談は、なぜかハラハラしてしまい、最後まで観れなかった…。

        • 続 合成燃料

          前に書いた記事。 ちょっと毛色の異なる話だが、ツイッターで「人工石油」が批判されている。 水とCO2で、燃料を作ってカーボンニュートラルだと言う企業に補助金が出ていたとかなんとか。信じ難い…。 こう言う事例は、氷山の一角で、実際は多い、あるいは増えていくような気がする。 ダメ元で補助金の申請したら通ってしまい、後に引けなくなったとかかもしれない。 その位しか、やる理由がない。 これは通す方にも責任がある。

          • 最後のトレモロ(バリオス)

            バリオスの最後のトレモロ。 この曲で、私が好きな解釈は、最初のイントロが、当時、バリオスの家を訪れていた貧しい老婆が、ドアをノックする音を模したという話。 曲全体にこのベースが通奏低音として、用いられている。 最初の悲壮な雰囲気が途中から明るく、甘美なトーンに変わっていくのは、どこか、あるいは信仰心の篤いバリオスが、「救済」をテーマに曲を描きたかったからではないか。 貧困や生の苦しみからの救済への希望。 この曲は実に多様な解釈が出来る名曲である。

            森に夢みる(バリオス)

            パラグアイのギタリスト、バリオス(1884-1944)の作品。 トレモロの最高峰に位置する、非常に甘美な一曲である。 彼はこの大曲の着想をどのように得たのだろう。 パラグアイの民謡にそのルーツを持つという。 森と人間が調和して牧歌的に生きていた時代を想起させられる。

            ボサノバの誕生について。

            ボサノバの誕生は1960年代に遡る。 経済成長をしていくブラジルの若きミュージシャン達は、伝統なサンバでもなく、あるいは当時アメリカを席捲していたジャズとも違う、新しい音楽を模索していた。 元々、お祭り好きな国民である。 軍事政権と、中級階級のアパートの生活の閉塞感は耐えがたいものだったことは想像に難く無い。 のちに、ボサノバブームの火付け役になったミュージシャンの一人、ジョアンジルベルトは、部屋で弾くも、隣近所に、邪魔にならぬよう風呂場でコードを研究する日々を送るこ

            天然ガスの時代

            天然ガスの存在感が増している。 「これからはガスの時代」と思って、20年弱。 米国のシェールが勃興していた時代(体感的には2000年代後半)は、毎日のように、シェールガスをはじめとした非在来型資源のニュースが出ていた。 私にとっては、それが本当に実益と趣味の一致した真のライフワークと言える。 露の侵攻があって、一年弱。 暫くは思考が停止していたのだが、依然として天然ガスは重要で国際的な駆け引きの具とされているのが、現実である。 考察を深めたいので、調査を開始したの

            面白いけど笑ってはいけない!(倉山満、はすみとしこ)ビジネス社

            本書を買ったのはかなり昔で、「そんなオーバーな…」と思っていた。 古びないどころか、「時代がやっと本書に追い付いてきた」のかもしれない。 倉山さんの本は「通説はこうだが、実は違う」というスタイルになるが、共著者のはすみさんでも「それってどういうこと?」「わからない。」という箇所がしばしば。 まあそこが楽しいんだけどね。 倉山さんの博覧強記は、宮脇書店で育まれたのでは、と最近思っている。

            溜め息の橋(栗コーダーカルテット)

            栗コーダーカルテットと湯川潮音さんの「溜め息の橋」。 曲も良いし、MVの映像美が好き。 青いトーンと、透き通った声、さらに、間奏のリコーダーソロが良い。

            おかしな二人(ユニコーン)

            ユニコーンの全盛期はこの「おかしな二人」の頃(1989年 日比谷野外音楽堂)の頃な気がする。 この頃の民生は、歌のみならず、パフォーマンスの全てが、聴衆を歓喜せしめる勘所を完璧に押さえている。 1989年当時のユニコーンのライブ。 とにかくファンの熱狂が凄い。

            PoPo Loouise (栗コーダーカルテット)

            PoPo Loouiseは、UAがボーカル、音楽を栗コーダーカルテットが演奏している。 NHKの「みんなの歌」の曲。 UAのハスキーな女性ボーカルと、どこか懐かしさを感じる神話的な歌詞、さらに、栗コーダーカルテットとのハモりが、とてもクールで心地よい曲。 最後のユニゾン。 ♪ サボテンの花が咲く季節に  また会える、また会おう 満天の星空を探して 君の名を歌ってる きっとコンドルは待ってるよ あの山の向こう側 ♪ サボテンの花、満天の星空、コンドルという古くから

            「ピチカートファイブ」の魅力。

            ピチカートファイブの楽曲の高い音楽性と芸術性を語りたい。 1.「きみみたいにきれいな女の子」 イントロの野宮真貴さんの声と、ベース音のリズム、そこから管楽器が入ってきて、淡々と進行する雰囲気が良い。 情景が思い浮かぶような歌詞。 ところでこの曲で歌われる「きれいな女の子」とはどのような女の子だろうか。 勝手なイメージだが、「一人で、黙々と旅をしている女の子」という女性像が思い浮かぶ。 いつも、てきぱきと、荷物をバッグに詰め込んで、言葉少なに、列車で旅をするような。

            DOWN TOWN(1975年)

            村上“ポンタ“秀一さんのアルバム「my pleasure」で、R&B歌手のtinaボーカルでフィーチャーしているDowntownという曲が好きだった。 懐かしくなって調べたら1975年の曲。 このtinaボーカルのDOWN TOWNが、ハスキーな女性ボイスで、お洒落で、最高のカバーだった。 音源あるかな、と探してみたらいくつかある。 YouTubeにあるのは、原作者のシュガーベイブさんの1976年のコンサート版。 色んな方がカバーしている名曲。

            トヨタの新社長に期待

            トヨタの新社長が若返り。 見た目も若く、爽やかで、高齢化の進む経済界に新風を巻き起こして欲しい。  (正直、豊田章男氏によるこの決断には賛意を示したい。) 専門が機械工学で新卒入社のたたき上げ。 頑張ってほしい。

            グローバルサウス(笑)

            グローバルサウスて。 南北問題で発展途上にあるとされる「南側諸国の連合」の事だろうか。 去年エジプトで開かれたCOP27の席上、途上国から先進国に投げかけられた宿題への答えかもしれない。

            「まりも」が教えてくれた。

            「まりも」から考える地球温暖化。 当たり前だが、温暖な気候の方が、植物は元気である。 まりもとか、光合成のしすぎで、気泡すら観察されたものだ。 記憶違いかもしれないと思ったが、やはりそのような現象はある、と。 http://まりも.biz/archives/38 実は中世にも温暖な時期はあった。 その間、農作物は豊かで、バイキングの活動は活発化していたらしい。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/中世の温暖期