朝刊の記事から。「SNS投資詐欺が猛威」に思う。

SNS投資詐欺でなりすまし被害にあったとして起業家の前沢友作氏と
実業家の堀江貴文氏が自民党の会合で被害を訴えたという。

最近のネットの広告の酷さは日に日にエスカレートしている。

○○秒広告を見ないとそのサイトを閲覧できないというのもあるし、ポップアップの広告の上にさらに広告が被ってきてページが固まる事もある。

政府はデジタル社会を推進するのであれば、記事にある投資詐欺や、迷惑な広告を取り締まってほしいと強く願っている。

迷惑な広告の溢れるネット空間は、まるで汚い看板が乱立する治安の悪い街の中を歩くような感覚を覚える。行政もそんな規制の及ばない無秩序な状態を放置しながら、デジタル社会の実現などと言っても説得力が無い。

前沢氏や堀江氏が怒りをあらわにしているのはFacebookを展開しているMetaである。これも以前IR発表か何かの席上の質疑応答の際、まさに件のなりすまし投資詐欺広告の話が取りざたされていたが、それでもなお、なぜ未だに放置しているのか理解に苦しむ。

実際、堪忍袋の緒が切れたのか、前沢氏はMetaを提訴したと言うから、Mataの日本法人も無傷では済まないだろう。

ここまで指摘されてようやく重い腰を上げる政府も情けない気もするが、今回の事例を機にデジタル空間の健全化が図られて欲しい。

以上。

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