言ってはいけない!?国家論(渡部悦和、江崎道朗、扶桑社)

超リアリスト二人の極めて刺激的な対談。

必読の書である。

現状認識から、今後の提案まで、散りばめられている。

スイスに「民間防衛」と言う本がある。有事の時、スイス国民がどうすべきかをまとめたマニュアルのような本であるが、その中に国家に浸透するスパイに関する記述もある程、目の前にある脅威だ。
国家への脅威は、現実に「起きる」と考えなくてはならない。

左翼は論外だ。
彼らは暴力的で、思考能力が無く、勝手な思い込みで暴走する。空港で銃を乱射したり、三菱重工のビルを爆破した連中も居たという。
実に、気味が悪い。

最近では、安倍元首相の殺害犯を映画化し、賛美するという、信じがたい挙に出て、大顰蹙を買っていた。

99.9%を支配する0.1パーセントの存在は居ると思う。陰謀論とかでなく、リアルにいると思う。

日本の中枢、霞ヶ関や永田町に、スパイを送り、日本の国力を下げるような政策を行うように誘導すれば、一国を、合法的に陥落したも同様ではないか。

最近の日本政府は、極端で非現実的な環境政策、無節操なまでの増税論、急進的な制度改革論、現実無視のエネルギー政策など、「本来、国家が取るべき政策の逆」を狙っているとしか思えない。

本書が指摘するように日本の国力を減退させるためのスパイが浸透していて日々、洗脳を繰り返しているとしか、説明がつかない。

本書「国家論」国家論はリアリズムに則って書かれている。刺激に満ちた書である。

希望も、教訓も、日本がなすべきことも明記されている。
渡部氏、江崎氏の今後の言論に着目したい。

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