天然ガスの時代
天然ガスの存在感が増している。
「これからはガスの時代」と思って、20年弱。
米国のシェールが勃興していた時代(体感的には2000年代後半)は、毎日のように、シェールガスをはじめとした非在来型資源のニュースが出ていた。
私にとっては、それが本当に実益と趣味の一致した真のライフワークと言える。
露の侵攻があって、一年弱。
暫くは思考が停止していたのだが、依然として天然ガスは重要で国際的な駆け引きの具とされているのが、現実である。
考察を深めたいので、調査を開始したのだが、世の中がカーボンニュートラルに傾斜しているせいか、資料や情報が少ない。
仕方がないのでロシアの侵攻前、さらに、コロナ前の古い公開資料に頼らざるを得ない。
つくづくわかったのは、米国が想像以上に賢く、したたかであること。
今更ガスの開発、などと陰口をたたかれながら、未だに、基礎研究に力を入れている。
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