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10万人の子供達に映画をプレゼントするbyキンコン西野

このnoteは2020年7月2日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:女性の心肌体を元気に社会を明るくしたい みやしたゆか さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

今日は、
「10万人の子供達に映画をプレゼントする」
というテーマでお話しします。

「ためになる話」とかそういうのじゃなくて、「面白い未来を迎えに行きたいので、ちょっと手伝ってもらえないでしょうか?」という、僕から皆さんへのお願いです。

先日もお話ししましたが、今、「映画『えんとつ町のプペル』を全国の子供達にプレゼントしたい」というクラウドファンディングに挑戦中です。

これは、「映画『えんとつ町のプペル』を観たい子供団体(サッカー教室や、ピアノ教室や、ダンス教室や、児童養護施設や、孤児院など)」と、「映画『えんとつ町のプペル』を観せてあげたい人」をマッチングするプロジェクトなんです。

たとえば、兵庫県川西市のダンススタジオの子供達40人に、映画『えんとつ町のプペル』をプレゼントできる権」といったものをクラウドファンディングのリターンで出して、その権利を支援(ご購入)いただくという形です。

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→このダンススタジオに支援する

クラウドファンディング上で、こういったマッチングをしているのですが、もちろん期間中にマッチングが成立しない場合もあります。

要するに支援者が現れない場合があります。

その時、せっかく手を挙げてくれた子供団体に「今回は残念ですがマッチングが成立しませんでした」とは言いたくないじゃないですか?

なぜなら、もうすでに、その団体の子供達は「映画をプレゼントしてもらえる」と思っているかもしれないので。

なので、そういったマッチングが成立しなかった子供団体へは、僕が個人的に支援させていただくことにしています。5000人であろうと、1万人であろうと。

クラウドファンディングのリターンで「西野亮廣オンライン講演会の参加権」を出して、その講演会の収益を全額そこに充てさせていただく形にしています。

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これに関する現状報告と想いをお話しさせてください。

今回のクラウドファンディングが第3弾でして、過去2回も「オンライン講演会」をリターンで出していて、これらの売り上げが今2000万円ぐらいなのですが、これは全て寄付させていただきます。

寄付といっても、結局は自分の作品を届ける為のものですから、自分の為にもなっているので全然オッケーです。

講演会の売り上げなんてのはシンプルに僕のお給料なんですけども、映画『えんとつ町のプペル』はやっぱり自分にとっては大勝負なので、講演会の売り上げを含む今年一年間のお給料は全額、映画『えんとつ町のプペル』を届ける為のお金に回そうと思っています。

やっぱり僕は、「広い家に住む」とか「高い車に乗る」とか「ブランド品で身を固める」といった浪費活動では1ミリも満たされれなくて、自分の生活レベルなんて貧乏学生ぐらいのラインで十分すぎるので、そんなことよりも、仲間と、そしてファンの皆様と作り、育ててきた作品を一人でも多くの人に届けたい。

そっちの方が僕にとっては何千倍も何万倍も贅沢なんです。

これは、たぶん、モノづくりに命をかけている人間は、みんな同じ気持ちだと思います。

昨日、映画『えんとつ町のプペル』の30秒CMの粗い状態のものが上がったのですが、それを観てあらためて、「この作品を届けたい」と強く思いました。

んでもって、先ほども申し上げましたが、今回のクラウドファンディングは第3弾でして、今のところの「数字」もご報告しておきます。

現在、すでに約2万5000人の子供達に映画『えんとつ町のプペル』の前売り券を贈ること(贈り先)が決定していて、プールしている分(僕の講演会の売り上げとか)を含めると、3万人分です。

ちょっと、ややこしいですね。

…つまり、「手元にある5000枚のチケットの贈り先を探している」という状態です。

僕は、これを「そのへんの人に配る」みたいなことはしたくなくて、ちゃんと「観たい人」に届けたいです。そんなこんなで、クラウドファンディングをせっせとやっているわけですね。

これこそが今回、皆さんにお願いしたいことなんですけども、「ウチの学校の子供達、ウチの幼稚園の子供達、ウチの塾の子供達、ウチの子供会の子供達……に、映画『えんとつ町のプペル』を観せてあげたい」という方がいらしゃいましたら、是非、御一報ください。

10人の団体でも、1000人の団体でも構いません。

→応募フォームはコチラ

今、僕は「支援をお願いします」と言っているのではなくて、「支援を受け取りたい人がいたら、手を挙げてください」と言っています(笑)。

半年前。。

「一人でも多くの方に映画を届ける為に、個人でもチケットを売りたい」とスタッフさんに打診したところ、「西野さん、個人で売るにはチケットをまず買い取らないといけないのですが、まとめて買う枚数が、1万枚、3万枚、10万枚の3択がありましすが、どれにしますか?」と言われ、「10万枚の1択の間違いじゃないですか?」と返しました。

買い取るというのは、「一旦背負うことになる金額がある」ということなのですが、その金額に関しては映画のチケット代×10万枚で計算してみてください。

それが僕の覚悟です。

アイデアなんて1ミリもありません。

そこにあるのは、地獄的な努力で、「努力が報われる」までの過程を、この挑戦を通じてお見せできたら嬉しいです。

年末まで駆け抜けます。

というわけで、
「10万人の子供達に映画をプレゼントする」
というテーマでお話しさせていただきました。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。


※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
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