見出し画像

キンコン西野が全国の図書館3300館に絵本『えんとつ町のプペル』を寄贈!

このnoteは2020年10月24日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:障害福祉サポート専門ホーム事務所くさかべゆきたか さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

今日は、
「キンコン西野が全国の図書館3300館に絵本『えんとつ町のプペル』を寄贈!」
というテーマでお話しします。


まずは近況報告からさせていただきます。
2つあります。
まずは一つ目。

昨日、「スナック西野」の収録がありました。

「スナック西野」というのは、月に2度(ときどき3度)、僕の自宅に僕の友人をお招きして、呑みながらバッキバキに仕事の話をする僕がやっている月額590円のYouTubeチャンネルです。

 
【参加はコチラから↓】

昨日は、メガネブランドのOWNDAYS代表の田中さんに来ていただいて、あれやこれやとお話しさせていただきました。

その中でも「どうしてOWNDAYSは実店舗がメインなのに、コロナ禍において、ダメージを受けるどころか、経営を加速させることができたのか?」という話がもうメチャクチャ面白くて、経済評論家のそれじゃなくて、現場の手触り感のある話なんですね。

コロナをどう捉え、どう立ち回るか、今回は世界中の経営者の手腕が試されたと思うのですが、昨日、聞いたOWNDAYS田中さんの捉え方、立ち回り方が僕個人的には圧倒的に正しいと思っていて、その部分は是非、観ていただきたいです。

「スナック西野」が隔週土曜日に放送されます。夕方に10分の無料版が流れて、その夜に1時間の有料版が流れます。

次回のゲストはメガネブランドOWNDAYSの田中さん。その次は、おそらくSHOWROOMの前田さんです。

お楽しみに。

近況報告の二つ目です。

先日、公開された映画『えんとつ町のプペル』のメインビジュアル。こちらは映画館に貼り出されるポスターや、映画館にデーン!と出る看板に使われる、いわば「広告素材」なのですが、この出来がメチャクチャいいんです。

僕はスマホの待ち受けにもしています。

スクリーンショット 2020-10-26 16.50.39

これ、普通に、額装して部屋に飾りたいよなぁと思ってですね、映画の公開日や声優さんの名前といった文字情報を全部抜いて、「アートポスター」として販売することになりました。

(コチラ)


クラウドファンディングのリターンとして出しているのですが、一つ、条件があります。

ポスターって「配送」にしてしまうと、配送費が結構かかっちゃうんですね。

なので、12月に六本木ヒルズで開催する『えんとつ町のプペル光る絵本展in六本木ヒルズ(入場無料)』での直接受け渡しを条件とさせていただきました。

会場まで受け取りに来られる方、限定です。

友達の分を代表で取りに来るのもオッケーですし、ポスターの転売も全然オッケーですので、勝手に商売を始めていただいても構いません。

あと、サラッと言っちゃいましたが、六本木ヒルズで個展を開催しようと思ったら、3000万円ぐらいかかっちゃうのですが、それを「入場無料」というのは、そこそこ狂気の沙汰なんです。

これは、オンラインサロンの売り上げから個展の開催費用を捻出しているからできたわけで、オンラインサロンの売り上げというのは、こういうことに使わせていただいております。

エッフェル塔で開催した個展が入場無料だったのも、同じ理由です。

光る絵本展は入場無料ですので、是非、ご家族で遊びにいらしてください。
クリスマスに開催します。

というわけで、今日の本題です。

タイトルにありますとおり、この度、図書館協会の方とお話しさせていただいて、全国の図書館3300館に絵本『えんとつ町のプペル』を寄贈させていただくことが決定しました。

スクリーンショット 2020-10-26 16.52.50

よく、「支援とか寄贈とかばっかりしていますが、大丈夫なんですか?」と聞かれるので、ご説明させていただきと、まず大前提として僕は「いい人」だと思われたいというのがあります。なので偽善中の偽善です。

くわえて、利益や貯金を増やすことには僕は一切の興味がなくて、なので、働いていただいたお金はエンタメ投資か支援活動に回すことを決めています。そういうコンセプトで会社をやっているんです。

最悪、食いっぱぐれて食う物に困ったら、サロンメンバーさんの家を一軒一軒回って、晩飯をご馳走になることを勝手に決めているので、そのへんセーフティーネットはバッチリなんですね。

次に、「図書館で読めちゃったら絵本が売れなくなるのでは?」というご意見・ご心配に対してお答えすると、たしかに「もう読んだから要らない」と考える方もいらっしゃるとは思うのですが、その一方で、「図書館で読んだ絵本を自分用に持っておきたい」という新しい需要も生まれると思っていて、これは「どっちとも言えない」というところだと思います。

くわえて僕は、絵本が「売れる売れない」よりも、「知ってる知らない」の方を重要視した方がいいという考えで、もちろん活動を続けていく以上、「売れること」というのはとっても大事なのですが、それよりも遥かに「知ってもらうこと」の方が大事だと思っています。

当たり前の話ですが、知られなかったら売れないので。

順番としては「知られる」方が先なんですね。

全てのサービスのお客さんは「知らないから買わないお客さん」と「知ってて買うお客さん」と「知ってて買わないお客さん」の3つに分けられて、まずは、知ってもらう割合を増やすことが大事だと思います。

図書館で「えんとつ町のプペル」を読んだご家族が、「えんとつ町のプペル」を買わなかったとしても、「えんとつ町のプペル」の話を、まだ「えんとつ町のプペル」を知らない友達とかに話してくれたら、その友達が「買ってくれる候補」には入る。

あとは、絵本は買わないけど、「図書館で読んだ絵本の映画は観に行く」という選択肢もある。

ときどき、「販売している本をどんどん貸し出されてしまうと、売り上げに悪影響が出る」と図書館を敵視する出版社さんがいらっしゃいますが、さっきみたいな考えでいくと、図書館の意味ってメチャクチャあると思っていて、敵どころか、互いに好影響をもたらしながら共存できる関係です。

なので僕は本屋さんも応援しますし、図書館も応援します。


今日は「キンコン西野が全国の図書館3300館に絵本『えんとつ町のプペル』を寄贈!」について、お話しさせていただきました。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。


━━━
2020年12月25日公開!
映画『えんとつ町のプペル』

▼オンラインムビチケ(特典付き)の購入はこちら↓

▼上映館はこちら


※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。
興味がある方はコチラ↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?