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大逆転時代の生き方

このnoteは2020年4月28日のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』への投稿をもとに作成しています。

おはようございます。
クラウドファンディングで仕事を作り、BASEで絵を売り始めた吉本興業に対して、そろそろ「8年前の西野かよ!」と怒鳴り込んでやろうかと思っているキングコング西野です。

…ウソです。
選択肢が増えて、時代が前に進むことはメチャクチャ歓迎しています😊

一方で、YouTubeに挑戦するカジサックや宮迫さんをその場のノリで批判してしまった手前、大手を振ってYouTubeに参戦できず、活動の場を失ってしまっている芸人は、この機会に、「批判」が持つブーメラン性を学ぶべきだと思います。

変化の時代に強いのは、よく分からないモノ(現象)に対して、まずは「イイっすね」と言い、その後に「何がイイのか?」を考える人(※肯定から始める人)であることは間違いなくて、今回のコロナちゃんが、そのことを明らかにした感じがあります。

長年、ツッコミ文化(否定から入る文化)だった芸能界がコロナの対応に出遅れたのはまさにそれで、おかげで地殻変動が起こり、今頃、カジサックとオリラジ中田くんはニヤニヤしているに違いありません。
なんとセコい男達なんでしょう。
(#お前が想像で決めつけてるだけだろ)

僕個人的には現在起きている「芸能界の地殻変動」には1ミリも興味がないのですが、地球全体で見たときに、これまで資産だったものが負債となり、「これによって何が起きるんだ?」という部分には強い興味を抱いています。

たとえば、これまで、僕がどれだけ頑張ってもひっくり返せないものの一つに『土地』がありました。

豊臣秀吉より頑張っても、当時の豊臣秀吉よりも土地を持つことは不可能なわけで、『土地』に関しては先行者利益が働いています。
僕の1000分の1の面白さのオッサンが、都心部のイイ感じの場所に、代々受け継いだイイ感じの物件を持っていたりします(ムキー!)。

ところが、「今、イイ感じの物件を持っていても、実際、そんなに使えなくない?」となっているわけで、こういった逆転現象は人智を超えた力によって起きているわけで、なかなか興奮しています。

日本で言うと、幕末や戦後、インターネット黎明期に続く『大逆転時代』であることは間違いなくて、今この瞬間の身の振り方が、この先50年の人生を決定づけるものになるでしょう。

僕らは今この瞬間、どう動くのが正解なのでしょうか?

大逆転時代の生き方

大逆転時代の生き方にはに、2つの選択肢があると思っています。

耐えるモード」と「逆手にとるモード」の2つです。

今おかれている立場によって正解が変わってくると思うのですが、少しエグい話をすると…

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